コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−70、湖畔の音楽会。

湖畔の音楽会。

あいかわらず毎朝、毎晩、西湖の湖畔をウォーキングしている。
朝の湖畔はいつもいつも賑やかだ。
人が多くなると歩く時に気を付けんとあかん。対向してすれちがうときに右にいなさないと
ぶつかりそうになることが多い。
やっぱりわしの歩き方がおかしいんかなあ。
とおもいつつ歩く。
思えばこのころは足が強かった。最近はこんな元気はないかもしれん。
いつも楽しみに眺めてる蓮の花はもうすぐ咲きそうになっている。
いつも気になるのはラジオを聴きながら歩いてる人だ。ポータブルラジオを鳴らしながら
歩いてる。イヤホンをつけてくれてたら気がつかへんのやけど、音を出してる。
それも結構大きな音だ。邂逅するだいぶ前からそれがわかる。
そこから数分のあいだ、それなりの暴音に悩まされるわけだ。数分で終わるんやから
気にせんかったらしまいなんやけど、やたら気になる。
一人や二人ではない。
こういう性格って「なんでや?」って思う。
さて、最近は字を書く人が減ったなあ。バケツと箒みたいな筆、あるいは箒そのものを
持ってきて、石畳のうえに字を書きはる。それがまたとても上手なのだ。
いつも感心して見ている。水が乾いたら無くなってしまう儚い芸術ではあるけど
とても良い。しかし、どうやら観客がいないとやる気がしないらしい。
そう言う場所でそう言う時間帯を狙ってやっているような気がする。
しかも、場所取りも縄張りがあるんとちゃうやろか?
知らんけど。
で、今回は音楽会?

なんか知らんけどえらいもりあがってる。
いろんな楽器をつかって、音楽会。
少数民族の音楽が中心なんかなあ。周りのひともノリノリだ。
そのうち、カラオケタイムになってしまった。
サクラか飛び入りか知らんけど、適当に入り込んで盛り上がってる。
みんな一緒にどんどん盛り上がる。
これって、昔、天王寺公園あたりでホームレスの人たちが集まってやってはった
カラオケ大会に似てるなあ。いつのまにか取り囲んでる観客も一緒になって大盛り上がり。
みなさんとても歌が上手やった。
誰でも仲良く仲間に入れてくれて、とても楽しい場所みたいやったけど、ホームレスの
取り締まりが厳しくなって、いなくなってしまった。
寂しい限りだ。
ここ人たちもとてもノリがいい。
そう言えば、前に有名観光地のロープウェイ乗り場で3、4時間待ちの大行列ができた
ことがあった。その時も、客が持ち出したのか、施設側が持ち出したのか、
簡単なカラオケセットが現れて大カラオケ大会が出現したことがあった。
歌わない人たちは集まってトランプやってはる。
好きなんやねえ。
何にしてもみなさんとても楽しんではる。
いいなあ。

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ありがとうございました。