コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−68、湖畔の夜の大騒ぎ。

湖畔の夜の大騒ぎ。

寮の部屋は道路に面してるせいもあって、あいかわらずやかましい。
それでもだんだん慣れてきた。
そんなある日、日が暮れる少し前あたりから、湖畔がえらく騒がしい。
何かイベントがあるみたい。
マイクでえらく叫んでる。音楽も聞こえてきた。それも大音響だ。今日は週末やから
夜遅くまで盛り上がるんかもしれんなあと心配になる。
案の定、夜が更ければ更けるほど盛り上がってくる。
わしには関係ないけど、音がうるさいし、光もビシビシ入ってくる。
カーテン閉めても気になってしょうがない。
なにか音楽系のイベントらしい。司会者が叫びまくってる。
歌もあれば伴奏も凄まじい。
さすがに10時、11時ころになったら終わるやろと我慢してたけど、なかなか終わらへん。
12時過ぎても終わりそうにない。
わしはいつも9時半から10時頃には寝てしまってる。
眠たい。
けど寝られへん。
それでも、やっぱり疲れて寝てしまった。
いったい何やったんやろ?
翌日の朝の散歩の時、その残骸を見つけた。

これやったんか!

こんなやつをあっという間に組み立てて、イベントやったと思たら、あっという間に
片付けてしまったのか。
舞台の後だけが残ってる。
さすがやねえ。
大した国だ。
西湖の朝はいつも静かだ。

蓮の花も近いかな?

さて、疲れたから、昼飯は、学食はパスして、ちょっとだけええもん食おう。
最近行きつけの定食屋さんに行く。
今日はこれだ。

ここは、惣菜が何種類か鍋に入れて並べてあって、トレイの上にご飯を入れ、
順番に惣菜の前を通るうちに、気に入ったのを、選んでご飯に載せていくという
やつだ。葷料理と蔬料理の2種類がある。
最初葷というてもわからんかったけど、あの「葷酒山門に入るを許さず」の葷では
ないかと理解した。ようするに、肉とか魚とかの料理のことだ。
他は野菜料理。葷が1種と蔬が1種で12元(180円?)くらいやったかな?
この日は、麻婆豆腐ならぬ、豆腐と挽肉の甘辛炒めと海藻的なやつ。
とても美味しい。
豆腐は口当たりがよくて、食感が良い。甘辛なミンチ肉がよくからんでいる。
こんぶみたいな海藻のやつは、さっぱりしてシャキッとした歯応え。
中国でよく出会う料理だ。
やっぱり学食とは全然ちがう味付け。まあそれが値段の差というわけなんやけど、
この街では、安くてうまいもんが食える店がたくさんあるんでありがたい。
特に学生にとってはこういう定食屋みたいなのがとても嬉しいのだ。

ブログランキングに参加しています。もしよかったらポチンとお願い致します。
にほんブログ村 旅行ブログ アジア旅行へ
にほんブログ村

ありがとうございました。