コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−05、ある日の晩ごはん。

ある日の晩ごはん。

さて、杭州暮らしが始まった。
さて、超ストイックな晩飯とはどんなやつか。
夕方が近づいてくると、毎日、雨でなければ西湖の遊歩道を散歩しにいく。

そこには、風景だけはなくて、毎日、毎日違った人間模様が見られてとても
面白い。

もちろん、風景も、千変万化、天気や季節によっていろんな変化がある。

見えるモノも見え方も日によって全く違う時もある。

でも、やっぱり、わしは人の方が興味深い。

それは又、その時々に話していくことにして。晩飯の話に戻る。
今回、留学暮らし、寮暮らしを始めるにあたって、ストイックなと言ったけど、
つまり、どうせなら、貧乏学生もどきの暮らしをしてみる、それについでに
ダイエットもしてみると、(この頃はけっこう肥えてた)一石二鳥になるのでは
ないか、お金を使わへんし、いろんな得があるんではないかと助平心を働かせたわけなのだ。
散歩が終わったら、買い物に出る。
冷蔵庫は使わない。
冷蔵庫と洗濯機が共用のものが寮の3階にあるって言ったけど、それがわかったのは、
寮くらしも後半に入った頃だ。最初は部屋にはないとわかっただけだった。
だから、其の日に食うものを其の日に買うという暮らしだ。
特にビールは冷えてるうちに飲んでしまわんとあかんので、すべてが忙しい。
この日の買物は、リンゴとトマト、香菜に豆腐。

ちかくのスーパーの中ですべてがそろう。
しかも、頑張って店のおばちゃんに声をかけると、大阪のおばちゃんみたいに
必ず相手をしてくれるんで、語学の勉強にとても役に立つ。
最初は、天気の話しかできへんかったけど、すこしずつましになってくると
うれしくなる。
しかもこんだけ買っても10元(140円)前後ですんでしまう。

しかも、2日に分けて食うものもある。
カロリーだけでなく、お金の節約もできるんでありがたい。
そして、最後に、ビールを2本買う。これも1本2元くらい(30円弱)なんで、
というか一番安いやつを買う。
急いで帰って、急いで風呂に入って、風呂に入りながら洗濯もする。
最初は下着くらいだ。それを部屋に干す。
さて、準備ができたら、ちゃっちゃとやるんで、ビールはまだぬるくなってない。
さて、いよいよ晩飯だ。

美味いとは言えんけど、酷いなあ、つらいなあ、という程ではない。
というか、結構豪華で優雅な食事であるとも言えるのではないか。
こんなスタイルの晩飯が始まった。

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ありがとうございました。