コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−65、西湖、「三潭印月」とは。

西湖、「三潭印月」とは。

島の名前は三潭島というらしい。最初から島があって、それに名前をつけたというのではなくて、
意図的に作った島らしい。

西湖十景と言われるほど、湖の周りには風光明媚で詩的な場所が多いんやけど、それは
自然の産物ばかりではなくて、文人たちが新たな詩情を創るために改造したものもあるらしい。

ここもその一つという。

確かに不自然ではある。地図でみたら田の字に見える。

島の中に湖があって、(湖中に湖)、縦横に橋がかかっている。

もちろん島の中にいたら、その様子は見られへん。

廬山の中にいたら、廬山の素晴らしさはわからへんというやつだ。

今回はふらりと船に乗りにきただけなんで、特に何かを見たいと言う気持ちもないし、
下調べもしてない。

観光客についてゾロゾロと歩く。

確かに湖に浮かぶ島の真ん中に大きな湖がある。

そこに9曲かなんかしらんけど、いかにもという橋がつけられている。

中の湖にも樹木が効果的に配置されている。

それ自体が風景になっているし、水に移ったものと一体になって新たな美しさを
作っている。

柳が多い。

そして、そろそろ蓮の花が咲き始めたみたいだ。

船がどんどんやってくるから、お客がどんどん増える。

帰っていく人もいてるから、湖に落ちる人は居ない。

外の淵から中の湖(池)を見るのもいいし、外の外の湖を見るのもまた良い。
中か外はようわからんようにはならへん。
この島のシンボルである湖の中にの3つの灯籠がよく見える。
どうも月に関する物語が関わりあるようで、重陽の節句の時に、船にのって、この
灯籠を巡りながら酒を酌み交わし、詩を読むのだそうだ。
それが、「三潭印月」?
知らんけど。
普段は、朝晩のウォーキングの時に西湖の岸辺から島をみてるけど、見られてる場所から
見てる場所を逆見するのも面白い。
なんだかんだとすぐに時間が経つ。
そろそろ帰りの船に乗ってしまおう。
本日のミニ冒険旅行、おしまい。

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ありがとうございました。