コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−60、天目山風景区をめぐる。

天目山風景区をめぐる。

さて、つぎはどこへ行くんやろ。集合がかかったんで、皆さんに着いていく。

ゾロゾロと山間に入っていく。

向こうにリフト乗り場が見える。

こんなとこに便利なもんがあるやないか。
あれに乗って、どっかへ行くらしい。
どこでもええけど腹減った。もうお昼の時間をすぎている。
草餅とポップコーンだけでは腹が持たへん。自前で何か買おうにそんな店がない。
どこでもええけど、何か食えるとこがあるあたりに連れて行って欲しいと思う。
こいつに乗って、谷を渡り、向こうの尾根のあたりまで行くらしい。

 

何があるかはようわからん。
何やら、ありがたいお寺があるらしいというのを小耳に挟んだ。
大人数で順番にならんでリフトに乗る。
天気が悪いせいで谷に霧が湧いてとても良い感じだ。
山の中腹に家がある。

はるか下には道路があって車が通っている。

さっき見て来たのとはまた違う滝が見える。

これにも名前がついてる?

どんどん進むと、山を越えて、荷物を運ぶ女性たちが見えた。

女性ばっかりで楽しそうに歩いてはる。背中には結構な荷物が見える。
どうやら、山の向こうにあるお寺に荷運びをする人たちらしい。
しかも、すべて奉仕の作業らしい。
そういえばそんな佇まいだ。
すごいなあ。えらいなあ。
中国では、仏教も道教も一緒くたになってるみたいで、確かに信心深い人はたくさん
いて、丁寧に拝んではるけど、どっちを信仰してはるんかはようわからん。
というか、どっちも信仰してはるみたい。
それでも、修行の場として仏教を選んではる人もたくさんいてはって、そういう修行場が
所々にあるというのは聞いたことがあるけど、ここもそういうとこなんかも知れん。
はるか昔、日本から仏教を学ぶために修行にきたお坊さんたちが見た世界と
今とは随分違ってるんやろなあって思う。
わしが感じる今時の中国の人の、何となくアバウトな、行ってこい的な、小さなことは
気にしない的な、そういう気質と、本当にストイックな仏教修行とは相性がよくない
ような気がするけど、そうではない人たちもたくさんいるようなのだ。
奥が深い。
「南無観世音菩薩・・・・」

リフトが到着した。
どうやらこれから昭明禅師というところに向かうらしい。
何となく、スピリチュアルな空気が漂って来た。

お寺には竹林がつきもの?

良い感じのがニョキニョキしてる。
なかなかええですなあ。
そして、天をつくようなグイグイした木もある。

杉かなあ?

柳杉だって?

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ありがとうございました。