熊野古道の旅、中辺路をちょろっと。−13、柿原茶屋へ。

柿原茶屋へ。

鍋割地蔵を過ぎたら一気に下るばっかりやと思ってたらそうでもない。
微妙に上ったり下ったり。
それはそれで変化があって良い。
それにしても大分疲れてきた。やっぱり食いもんパワーが足りん。
アンパンだけでは力が出えへん。それでもしょうがないんで、ちょっと休憩して
少し食う。

わしは、腹が減ったら急速に力が尽きてくるのだ。

あんまり休み過ぎたら動く気がなくなるけど、水分補給とカロリー補給は大事な事だ。
雨模様は今は収まってるけど、結構蒸し暑い。
林間コースであるのが救いだ。
途中で気がついたけど、このコースは羊歯が多い。
それがどうということではないけど、目につく。
やや下ったとこで、柿原茶屋跡というところに出た。

この建物がそうというわけではない。

これは、その後まで残った民家のあとだ。
こっちが茶屋跡。

熊野古道は○○王子跡や□□茶屋跡というのがやたら多い。

昔は、登山道とかではなくて、山の中とは言え普通の街道やった。

車のない時代のあたりまえだ。
いつか未来に、もっと、もっと温暖化が進んで、低地での暮らしができなくなる日がくるだろう。
車が邪魔な時代がやってきて、空飛ぶなんちゃらで移動しながら、山の中で暮らすのが
便利という時代が来るのではなかろうか。
昔の山の道がすべて復活する。山の中の集落に人が集まる。
ネットと太陽光があればどこでもなんでもできる。
ちょっとおもしろいかもしれん。
それはともかく、まだまだ降りんとあかん。
地図をみたらここから先が急坂みたい。急な下りは体にこたえる。怪我をせんように
行こう。
ここのあたりは、道がちと判り難い。

あの奥を回り込んで
一見、行き止まりみたいやけど、すぐそこに左に上っていく道がある。
そっからさきは又、延々と下る。
あと、2.5km?

山道は1時間弱?
頑張ろう。
それにして人と出会わへん。
こっちの山に別れてからは蛇とも出会わへん。

 

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ありがとうございました。