棚田が好きだ。
棚田が好きになったのは、中国の雲南省に行った時からのような気がする。
日本で居る時はあんまり気にしてなかったんやけど、あの天まで届こうとする棚田の迫力に圧倒されたのがきっかけやったと思う。
しかも、アジアの棚田は殆ど機械を使ってない。
人間と水牛が力を合わせて稲を育てている。それを見てたらまるで日本の原風景を見てるようだ。
せっせと見に行った。
しかし、残念ながら、コロナで長い間行かれへんかった。やっと下火になったと思ったら、円安やら何やらで結構窮屈な状態が続く。
当面は国内やなあ。
あらぎ島へ行き方。
てなことで、長いこといってない、「あらぎ島」がふと浮かんだ。
というか時々、思いつくんやけど、けっこう行き難いとこにある。
公共交通機関を使うととても難しい。
場所は有田川町のかなり山奥にある。一旦和歌山まで出て、JRきのくに線に乗って藤並という駅まで行って、そこから路線バスだ。それも本数が少ない。
アクセスを考えただけで行く気がなくなってしまう。
今回は地図を良く見てみた。よう見たら、わしが住んでる九度山から山を越えたらわりと簡単に行けそうではないか。
山を越えて。
てなことで、一旦国道480号線を高野山に向かう。
途中で、海南市の方に向かう昔ながらの道、高野西街道に入って西に向かう。
少し走って115号線に出て南に降り、再び高野山から降りてきた480号線に合流する。
そのまま西に走ったら、合計2時間足らずであらぎ島に行き着く。
かなり簡単だ。
あらぎ島。
感じで書いたら「蘭島」、難しい字だ。島といっても山の中に島があるはずがない。
川が蛇行してぐるっと回ってる、その飛び出した陸地の形が島に似てるからつけられた名前だ。
知らんけど。
多分。
国道をそのまま走ってたら行きすぎてしまう。
標識を見ながら右に曲がって農道みたいなとこを走ると、左手に見えてくる。
展望台があるけど、駐車場はない。あるけど、障がい者専用だ。無料駐車上はもう少し奥にある。
駐車場。
ちなみにこのカフェはとても長閑な居心地の良いところだ。
あらぎ島に来たらぜひ立ち寄られることをお勧めする。
車を止めたら、来た道を戻る。
ぼちぼち歩いてもすぐに着く。
最初に小さな展望所がある。
木の影から垣間見るのも良い感じだ。
もう少し行くと一番見易い場所に展望台が設置されてる。
いろんな案内看板もある。
さすがにここから見る景色は抜群だ。
川が強烈に蛇行してる。
それが風景になるんやから面白いもんだ。
というか綺麗な棚田を作って、美しい風景を創ってはるのだ。
この季節が一番良いように思うけど、稲が実って黄金色になった風景もええやろなあって思う。
水を堰き止めて流れを調整してはる?
とても良いところだ。
しかし、観光客は殆どいない。
やっぱりアクセスが面倒やからやろなあ。殆ど車で来るしかない。
いつまでも見ても見飽きない風景だ。
このあたりを巡った様子をユーチューブ動画にしました。ご覧ください。
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あらぎ島の地図。
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