コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−25、西湖十景の1つ「南屏晩鐘」の「浄慈禅寺」。

西湖十景の1つ「南屏晩鐘」の「浄慈禅寺」。

さて、この日は「浄慈禅寺」というところへ行って見ようと思った。
いつもの散歩のコースで南側を回る時、時間的にいける一番端の景色で印象的なのが
対岸に見える塔だ。

いつもここまで来て、ええ感じやなあと思いつつ戻る。
今回は、休みの日やからもう少し先まで行ってみよう。
その前に本日の朝ごはんはこんなやつ。

いつも同じようではあるけど、安くてうまい。
元気をつけて出発しよう。

あの塔の向こう側に有名なお寺があるはず、そこから見た風景が西湖十景の1つ「南屏晩鐘」と
言われているのだそうだ。
「浄慈禅寺」。

こないだ行った霊陰寺に比べたら小ぢんまりしてるせいもあるのか、何となく日本の
お寺に来たみたいで気持ちが和む。

「浄慈禅寺」というのは道元の開いた曹洞宗と縁の深いお寺らしい。
いまでも日本の永平寺とかとは交流があるらしく、そのの援助を受けて大梵鐘を落成したと
ウィキペディアに書いてある。
宋の時代は日本から仏教の教えを請いに中国にいろんな僧が訪れている。
こういうところに接点があると身近に感じられて嬉しい。

視線の奥にあの塔が見える。
境内をウロウロしてみる。
なるほどこれか。

「南屏晩鐘」の文字が見える。

風景に特別な趣は感じられへん。
鐘の音を聴きながら塔を見るのが「南屏晩鐘」なんやろか?
三井の晩鐘もそうやと思うけど、中に入ってしまえば風景は見えない。
想像力で見るのだ。

しかし、今となっては西湖十景というても、もう風情が感じられへん場所が多くなってる。

人の暮らしが俗になってきたのか?
人の心が俗になったのか?
日本によくあるみたいに寺内に精進料理を食べさせるとこがありそうな気がするんや
けどようわからん。
近くに五百羅漢があるようやけどようわからん。
あんまり見るとこもないし、さくっと廻ったら帰って昼飯を食おう。
本日の昼飯、ちょっと遅くなったけどこんなやつ。

いつもの定食屋さん。
安くて美味しい。

ブログランキングに参加しています。もしよかったらポチンとお願い致します。
にほんブログ村 旅行ブログ アジア旅行へ
にほんブログ村

ありがとうございました。