コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−41、諸葛八卦村、「古街飯店」で昼ごはん。

諸葛八卦村、「古街飯店」で昼ごはん。

さて、ネットで調べた「古街飯店」を見つけた。

池の周りのレストラン街からちょっとだけ奥に入ったところだ。
いきなりえらい歓迎してくれた。

前にも言ったけど、ここは場所が悪い、目立たないというよりは、分かりやすいところにある。
それでも、旅行社などと契約してないんでガイドさんが客を連れて来ない、頼りはフリーの
客だけやと嘆いていて、わしのようにたまにフラっと来る客はえらく歓迎モードなのだ。
「ようきてくれた。」「どっからきた」
わーわー言うてはる。
わしもうれしい。

気楽に喋れるのがうれしい。向こうの人は結構早口やけど、外国人ってわかってるんで
多少は手加減してくれるし、発音が少々悪くてもなんとか聞き取ってくれる。
「そうか、日本人か?」、「こないだ日本人も来てくれたで」
「ネットにも書いてくれたらしい」、「それを見てきたんですよ」
「そうかそれはうれしいなあ」、「その時の写真がここにあるよ」って壁を指差す。
確かにネットで紹介してくれた日本人たちが写ってる。
「そうか、絵の勉強をしてるんか?」、「絵かきさんも来てくれたよ」
なんて、壁の絵を指差す。

えらい上手やんか。
話が盛り上がるんはええけど、腹が減ってる。
「何か食べたい」っていうと、「うちの爺さんが作るやつは田舎料理でなんでもうまい」と
また、とうとうと料理の話になる。
肉やら野菜やら、地のものをつかって旨い料理を作るのだそうだ。
もちろんそれを狙いに来てる。
けど、「一人やからあんまり食べられへん」
「何か、豚か鶏、肉料理作ろうか?」
「卵料理できへん?」、「もちろんできるよ。おまかせで2品くらい作ろうか?」
「じゃあ、それでお願い」
てなことで、ビールを飲んでるあいだに2品完成。

なるほど、どちらも卵料理。

でも、味も食感も全然違う。
こっちは豆腐も入ってるんかな、野菜の味が絶妙だ。ホクホクして美味しい。
こちらは、よくあるお好み焼き風のやつだ。

ネギやら肉やらいろんなモノが混ぜ込んである。
フワフワでとても美味しい。
これでビールも入れて40元。
わしは普段、15元以内で昼飯を食ってるというとてもつましい生活をしてる。
その感覚でいうとちと贅沢をしてしまった感はあるものの、
日本円にして600円くらい。ビールも入れてやから決して高くはない。
田舎料理で、とても美味しかった。
ご馳走さんでした。

ちなみにこの後、3年ほどして、友人たちとこの諸葛八卦村を再び訪れた。
そして、昼飯はやっぱりこの店。

若返ったかな。
その時は、いろんな料理を一杯たべた。とても美味しかった。
わしのことを「よう覚えてるよ」って言ってくれたけど、ほんまかなあ。

さて、ご馳走さん。バイバイ。

さて、次はどこへ行こう。

 

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ありがとうございました。