昔懐かしい、街角の甘納豆屋さん。「青山甘納豆」店。

昔懐かしい、街角の甘納豆屋さん。「青山甘納豆」店。

胃の手術をしてから、結構甘いモンを口にする機会が多くなった。
自ずと暮らしも目線もそちらを向くことが多い。
あるひ、突然。
そう言えば、最近、甘納豆なんて食ってないなあって突然思った。
突然、なんの脈絡もなく何かを思いつくのは年をとった証拠である。
甘納豆なんて子どものころはよく食べていた。はずだ。
そんなに気にしないでも町内のどっかに甘いモンを売ってる店があって、
菓子やら饅頭やらと一緒に手に入れることができたはずだ。
とても身近な甘いモンだった。
しかし、ふと思ってみたら、最近そんな店みかけへん。ググってみたら
専門店はほぼ全くない。
あった。天王寺に1軒見つかった。大正時代からやってる老舗の甘納豆専門店らしい。
機会を作って行ってみよう。
てなことで探訪の日来る。
天王寺駅から玉造筋を東に向かう。
西に向かえば、阿倍野界隈、賑やかな酒飲み街や商業施設が集まったとこだ。
北に向かえば、天王寺公園、それに四天王寺さんに向かう参道でもある。
これまた、人のざわめき、喧しいあたりだ。
それとは違って、行く先は住宅街、昭和の香りを残すともいえる界隈の
真っ只中にあった。
路地の横から、買い物にでかけるお嬢さんがでてきたり、おばちゃんたちが
立ち話をしてたり、おっちゃんが犬の散歩をさせてたりというような
普通の裏町の街角だ。

その一角にお店がある。

いわゆる老舗というような肩肘張った佇まいではなくて、ごく普通の商店という
感じでとても親しみやすい気分で入っていける。

甘納豆以外にもいろいろ置いてあって、どれも美味しそうだ。
わしのお目当ては昔懐かしい甘納豆なんで、いろいろ混ざったMIXのやつを買う。

なるほど、こういう味だ。
慣れ親しんだ安心の味だ。わしら年寄りにはとても嬉しい。
とくに、消化力減衰中のわしには胃に優しい味でも有る。
ご馳走さんでした。
また、買いにいこう。
それにしても、昭和の街の香り、昭和の味わい、昔懐かしいものが次々と消えて
行くのは、とても寂しい。
そういうことが新しい来たべき時代へのあるべき移行の道筋やとはとても
思えない。
知らずしらずに大事なものを失っていってるだけとちゃうやろか?

店名 「青山甘納豆」
ジャンル 和菓子
住所 大阪市天王寺区北河堀町9−22
電話 06-6771-2051
営業時間 9:00-17:00
定休日 土曜日・日曜日・祝日
メニュー なし
言語 日本語

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ありがとうございました。

青山甘納豆和菓子 / 天王寺駅大阪阿部野橋駅天王寺駅前駅

テイクアウト総合点★★★☆☆ 3.6