上海の湖南料理

上海で辛い料理というと、四川料理もだが、湖南料理が好いという人が多い。
それで今回は湖南料理に行ってみた。
湖南料理は、四川料理が麻辣という事で花椒の痺れと香りが印象的なのに比べ、
生姜と唐辛子からくる、尖った辛さが強烈な料理だ。

いつものジャガイモ炒めだが、特別な辛さがある。
しゃきしゃきして美味しい。

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これは、豆腐と野菜炒め。
野菜の味が濃い。辛くて旨い。

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これはさやえんどう。中国では「豌豆」だ。
この茎葉を「豆苗」というそうだが、こちらの方が中国では食べる人が
多いと思う。
私は豌豆が好き。

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これは、四川料理の辣子鶏みたいなもの。
味の傾向も殆ど同じだが、花椒の痺れが無いのがちょっと寂しい。

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「魚頭の料理おそいね」、
「すみません。もう少し待って下さい」
・・・何度も催促。
「来ないんなら、もういいよ」
「すみません。もう来ますから」
でやっときたけど。もう殆どお腹一杯だ。
でも、美味しくてつい食べてしまう。
結局完食だ。やっぱり湖南料理は「魚頭料理」だな。

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毎週水曜は、食べ物に関する話です。