中国人は鳥が好き

上海の街、田子坊の中を歩いていたら、後ろから呼ぶ声がする。
「何だろう?」と思って振り返ると、九官鳥が喋っている。
「やっぱり中国やから、九官鳥も中国語や」と当たりまえの事に感心したが、
何を言っているのか良く分からない、「おはよう」や「こんにちわ」では
ないようだ。「ぐわっ」と啼いているだけではなくて、確かに何か喋っている。
それで、見ていると、あちらこちらで九官鳥のような鳥を飼っていて、
手入れをしたり、遊ばせたりしている。

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「中国の人は鳥がやっぱり鳥が好きだなあ」と改めて思った。
鳥籠もさりげないようで、なかなか凝ったもののようでもある。
「こんな風に外で遊ばせたりできるように仕込んでもいるんだ」
「手をかけているなあ」
と感心した。

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田子坊を出て普通の道を歩いていると、今度は猫だ。
結構手入れの好い綺麗な猫だが、紐で繋がれていて、紐の先には、砂袋が
ついていて重石になっているので紐の長さ以上は自由にならない。
「ちょっと可愛そうだなあ」、「なにせ、猫だからなあ」
仕草が可愛かったね。

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