コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−08,学園まわりの買い物事情。

学園まわりの買い物事情。

さて、杭州暮らしが始まったら、日々の買い物や、学用品の買い物、衣食住、いろいろ
買いに行くとこを知っとかんとあかん。
同じクラスに日本人はいてないけど、同じ寮で別の学科で勉強してる日本人はいてはる。
そういう人たちと知り合って、いろいろ情報収集したり、寮監さんに教えてもらったり
日本人ではないけど、同窓生に教えてもらったりと少しずつ知識が増えていく。
まずは日々の食料の買い出しだ。

寮から歩いて5分ほどのところに市場がある。

大抵の食料品はここでそろう。最強の場所だ。

野菜に果物。

豆腐など、なんでもある。
しかも安い。

冷蔵設備がないから、逆にモノが新鮮だ。

しかも、気さくな笑顔が無料でついてくる。
外国人の爺さんでも客は客だ。機嫌よく応対してくれる。
わしはそれだけで嬉しくなる。
始めはニヤニヤしてるだけやったけど、勇気をだして話しかけたら、親切に応対してくれる。
中国語の勉強にとてもいい。
部屋にも冷蔵庫はないんで1日分か2日分程度を其の都度買えばいい。
もうちょっとだけ高級なモンとか、衣類はこれも近くにあるカルフールに行く。

こちらはいつ行っても満員だ。

品揃えもローカル感は少ない。
でも、安定したものが手に入る。
これから暑くなってくる(ここの夏はとても暑かった)んで、Tシャツやら短パンやらを
買いに来ることになった。
信じられへんくらい安いものがある。(この国の特色やろね)

不思議なことにユニクロなんかはこの国では高級ブランドになるんやろか、
近くにある、デパート内にそのテナントがあった。
まあ、この国にきてユニクロを買うってことはないやろと思う。
デパートを使うことも殆どないと思う。
他に大事な買い物がある。
もちろん、書画の道具だ。
これは、日本人の友人に聞いた。美術学院の学生が行くところが安心で良い。
しかも、どの店がいいかも教えてもらえた。学校の先生オススメの店が良い。

寮からあるいて20分くらい。結構遠い。
「文化体育市場」ってわけのわからん名前のところだ。

1階は普通の店舗。
2階に上がってみる。
紙屋さんやら、筆屋さん、硯や墨を売る店、いろんな書画道具を売る店がテナントとして
いっぱい、それこそ、雑多に脈絡なくひしめき合っている。
何が何やら、どこがどうやら、さっぱりわからへん。
教えてもらった店に行くしか無い。

ここで、とりあえずは紙と筆を買う。
さすが、先生のおすすめの店だけあって、モノは良い。買う時に相談にものってくれるし
品質も確かだ。とても安心。
その後も、旅行でこの街に来る度に、あるいは買うことが目的でなんどもこの界隈に
足を運ぶことになった。
しかし、数年たって、再開発で別のところにそれぞれバラバラに引っ越してしまった。
とても残念だ。
そして、寮から文体市場に行く途中にとても妖しい建物がある。
「呉山花鳥工芸品城」。

みかけはとても妖しいけど中はとてもまともだ。
1階は花屋さん。2階は乾物屋さんが多いみたい。

その中のとても妖しいエスカレータを上っていくと、3階から上は骨董屋さんや
仏具屋さんがあって、その一角に篆刻石の店がある。

ここがすごい。これも学校の先生のおすすめの店みたいで。学生が買いに来る
比較的安価な練習用の篆刻石がたくさんおいてある。
高級な石に彫る技量のないわしらにはとてもありがたい店だ。
リーズナブルな価格でいろんな石が売っている。
とりあえずは、これくらい。
また、ゆっくり、いろんなことをあげていきたい。

市場は多分このあたり? 今でもまだあるんかなあ?

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ありがとうございました。