コロナ引き籠り。杭州絵画留学の日々が懐かしい。−02、寮の飯、学食の飯、ストイックな食生活。

寮の飯、学食の飯、ストイックな食生活。

学校生活を始めるにあたって、やっぱり大事なのは食いもんだ。特にわしは口卑しいんで
食うことが先にくる。
杭州って大都会だ。美味しいご飯やさんはいくらでもある。しかし、長期滞在で
そいいうところに行きまくっててたらお金がいくらあっても足らんのやないやろか?
学生寮に入って暮らすと決めた以上は思い切ってストイックな暮らしに徹してみようと
思った。爺さんになってからの寮くらし、どこまでやれるかわからんけど、食事も
質素倹約でやってみようと思った。
それならば、学校の飯食ったらエエやんか。
寮には飯がついてない。其の代わりと言うか学食がある。
本館の地下に大きな食堂があるのだ。朝7時半からやってる。
爺さんは朝が早い。
6時ころから朝の散歩に行って帰るとちょうどええ時間だ。

階段を降りて食堂に入ったら、朝から学生が並んでる。めったにないけど職員が
並んでる時もある。

トレイに好きなやつをのせるだけ。
包子(パオズ)だったら簡単、肉入り、野菜入り、何もなし、いろんなやつがある。
不思議なことにナン? チャパティ? みたいなやつもある。味はぜんぜん違うとおもうけど。

わしはいつもお粥が中心。
担当のおっちゃんの前にならんだら熱いやつを載せてくれる。これに簡単な野菜の
おかずとか、包子なんかをつけてそれでおしまい。
朝飯としてはこんなんで十分。
これで、5、6元。当時で70円くらい、今で90円くらいか?
朝はこれでいい。
昼はどうだ。後にいろいろ考えが変わって、他の方法を試すことになるけど、
最初はやっぱりずっと学食だった。
なんせ、昼休みになって、教室から降りたらすぐにある。どこにも行かんで
飯が食える。

雨が降ってても大丈夫だ。寮も教室も食堂も屋根続きで濡れることなく移動できる。
昼も朝とやり方は同じ。中身が違うだけだ。
日替わりとか週替りとか、そういう定食というよりは、その日、その日で、違う
おかずが並んでいて、そこからトレイによそってもらう。まだはっきり把握して
ないけど定番のおかずもあるみたい。

中国人は熱々の料理しか食わないって聞いてたけど、これは作り置きなんで
冷たくはないけど熱々と言うほどではない。

料理はまずくはない。とびきり美味しくはないけど、この値段で食えると思ったら
まあええやんかと言える。

豚肉や鶏肉料理は無難やし、味も見た目通りのことが多い。
魚や他の肉の場合は少々癖がある場合が多い。

これで大体、12元から16元の間くらい?
当時で230円くらい、今で280円くらい?
信じられへんくらい安い。
入学時に作ってもらったプリペイドカード、これは便利なやつで学内の売店でも
使える。
機械にピッとかざしたら支払い完了。
チャージは事務所にそういう場所がある。
こういうところもえらく進んでる。
あるいは現金で払ってもいい。
それで、夜飯はまた違う考え方。もっとストイックに。
それは又別途、話のネタに。
朝、昼、晩とこういう食生活をしてるとえらくストイックになる。
とてもいい。
お金があんまり減らずに助かるやんか。
頑張ってみよう。

ブログランキングに参加しています。もしよかったらポチンとお願い致します。
にほんブログ村 旅行ブログ アジア旅行へ
にほんブログ村

ありがとうございました。