列車の駅を見に行こう。
今日は晴れ。気持ちの良い目覚めだ。今日は、午前中だけやけど一人でじっくりこの街を
歩いてみよう。
地図を見てたら、ここに来た時降りた駅が比較的近くにあるのがわかった。来た時は
ガイドさんが車で来て直接観光に連れてってくれたんでわからんかった。ホテルから
ほぼ北の方に向かう。結構雑な裏通りだ。住宅街もあるけど貧しい掘立小屋のような
家が多い。道路も汚れている。しかし、朝の賑わいと活気がある。
おっちゃんが歩いてる。おばちゃんがあるいてる。
バイクが来る。
自転車が来る。
学生が来る。若い女が来る。
このあたりはバイクより自転車が多いようだ。右からも左からも押し寄せてくる。
朝の出勤時間かな？
坊さんも来る。
衣を着て颯爽とバイクに乗って走って行く。
こんな風景好きやなあって思う。
やはり川が近いせいか水路がたくさんある。
朝の賑わいの中には屋台店が欠かせない。仕事に出かける前にチョコっと寄って
サクッと食って行く。麺であったり、フランスパンにおかずを挟んだようなやつで
あったり。ここには豚マンみたいなやつはないんかな？
アジアならではの風景だ。
こんな風景好きやなあって思う。
そうこうするうちに駅が見えてきた。えらい閑散としてる。やっぱり1日発着の本数が
少なそうやからなんやろねえ。時間が来たら集まってくるんやろ。
そう言えば、出発したH市の駅も出発直前に人で一杯になったけど、早い目に行った時は
ガラガラやった。首都のHa市は結構人が多かったのは便数が多いからなんやろ。
いずれにしろ、鉄道よりはバスが主流ということであんまり人気がないんやろと思う。
アジアはそういう国が多い。やっぱりバス中心なのだ。バスしかないとこもある。
それに比べて中国はすごい。殆どどんな駅でも人がびっしりと集まっている。やっぱり
国の力をいやでも感じてしまう。空港もバスターミナルも列車の駅も人、人、人で
沸き立ってる。
タイの場合は、中国ほどではないけど、結構人が多い。
マレーシアでも鉄道は首都KL近辺はすばらしく発展してるけど地方に行くとバスの方が
便利だ。
ミャンマーの鉄道はとても寂しい。
インドの鉄道はよく知らない。
ここはこの時間、殆ど無人駅だ。着いた時はえらい賑やかやったのにと感慨深い。
あんまり人が居ないんでゆっくりしてもしょうがない。
そろそろ引き返そう。
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ありがとうございました。
