ありがたや浄瑠璃寺。
終着駅は浄瑠璃寺だ。岩船寺から石仏を巡って歩いて来た。当尾の石仏、磨崖仏は
まだまだ沢山ありそうやけど、あんまり下調べもしてないし、そこまで探究するもんか
どうかもわかってないんで今回はこの浄瑠璃寺でひとまずおしまいにしよう。
で、ここまでくると様子が変わる。
こぢんまりしたお寺から野中の道端にある石仏を眺めつつ歩いてきたらここに来て
とても整然とまとまったお寺が現れた。
意外と大きい規模みたい。
中に入ると大きな池があって池の中に小島がある。
左に塔があって右が本堂みたい。
よう知らんけど平安時代にできたものらしい。
ありがたい浄土の世界を表現してるのだそうだ。なんとありがたいことか?
本堂?は、かどうかようわからんけど、閉じられている。
池の向こうに三重の塔が見える。
手前の灯籠と池の向こうの灯篭が呼応してるらしい。それがどういう意味を持つんか
持たんのかわからんけどなかなかいい風景でもある。
わしらはとりあえず塔に向かってみる。
何も考えんと目立ったモンに引き寄せられる。
途中に鐘撞き堂がある。
中国の蘇州にある有名な寒山寺ではお布施をしたら金を衝かせてくれて美女と縁結びのご利益を授かると言う。
ほんとかうそか?
塔は近くでみたらどうってことはない。
歴史的、建築的な意味があるんやろけど関心がないんで気がつかない。
向こうから塔を見たらなかなか趣があったけど、こっちまで来てみたら向こうの
景色はかなり地味なものだ。
やっぱりここは塔を見たり、ありがたい極楽浄土の島をみたりするのがええんかもしれん。
とても良い居心地ではないか。
も一回本堂の方に戻ってスケッチをしてみよう。
本堂の奥の方にもまだお堂が沢山あるみたい。
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ありがとうございました。