コロナ日和の日々、妄想の旅に出る。V国へ、H市からF市へ列車の旅−04、H市、朝の散歩、朝ごはん。

H市、朝の散歩、朝ごはん。

H市の朝は早い。わしは爺さんやから朝早いんは当たり前やけど、この街のあさも早い。
いつものように6時前に起きて散歩に出かける。街はもう動き始めてる。
何故かというと、たぶんここの暑さのせいではないかとおもうのだ。乾季の今頃は
もしかしたら日中は40度近い気温になる時もある。それでも朝は涼しい。気温が高くなり始める
8時前ころまでは比較的過ごしやすいんでみなさん表に出かけてる。公園に集まってる人が多い
みたいだ。みてたら個人というよりは何かの仲間が集まって何をやってることが多いみたいだ。
前に、この街に泊まってた時に朝の5時頃からえらいやかましい音が聞こえた。言葉がわからん
ので何のこっちゃわからんけど雰囲気的に日本で言えばラジオ体操みたいなんをやってそうな
様子であった。それはええことなんやけど公園でスピーカーをガンガン鳴らしてるんやろ、
音が大き過ぎて寝てられへん外にでて散歩することにした。
それ依頼、この街に泊まったら、朝早く起きて散歩することにしてる。
同じように体操してる人がいてる。中国みたいに太極拳風の仕草をしてる人もいてる。
ダンスチームもいる。テニスコートがあって朝からプレーを楽しんでる人もいてる。
仕事前の、過ごしやすいひとときをこんな風に楽しんではるようなのだ。

そのうち、大きな教会に行き当たった。その横にコロニアル風のちょっと古めかしいけど
堂々とした構えの大きな建物があった。郵便局らしい。6時過ぎでも既に開館されていて
業務が始まってるけど、むしろ観光用として活躍してるらしく数人の観光客が記念品を
購入したり、記念の郵便を発送したりしてはった。
さて、歩き回ってたら腹が減ってきた。
どっかで朝飯を食って行こう。ホテルには宿泊代に含まれた朝飯がついてるけど、一般的な
ビジネスホテルの簡素な朝食なんでわざわざ戻って食うほどのことはない。
それより、街角食堂を見つけてフォーを食った方が良い、というより最初からそれが
目的なのだ。
フォーというのは米の麺でできたラーメンみたいなやつでとてもあっさりしていて
野菜がたっぷりつくので朝ご飯がわりにはとてもよいのだ。
V国には朝から開いてるフォーの専門店が沢山ある。屋台の店もないではないけど
店舗の方が美味しいと思う。
その中のお目当ての一軒に入る。

よう知らんけど、この国の人たちはフォーというと濃い目の出汁を好むみたいでそういう
味付けの店が多い。ここはそれに比べると相当に薄味でそれでも出汁がしっかりしてるんで
わしは好きだ。
肉がたっぷり入ってるわけではなくて、鶏肉がさらっと乗っていたり、エビなんかが
簡単に入っていたりする。それにネギを散らした簡単なものだ。
しかし、これがフォーを食うときのお約束なのか野菜の別皿が無料でついてくる。
たっぷりの葉っぱだ湯がいたもやしがついてくる店もある。こういうやつをドバッと
丼に入れてしまう。元々南国の麺料理は熱くない。毎日、毎日、それでなくても暑いんや
から料理まで熱いもんが欲しいわけがない。わしは熱い汁が好きやけどそういう土地やから
しょうがない。
たっぷり入れてライムを絞り入れる。薬味に唐辛子がついいる。これもたっぷりつまみ
入れる。とても美味しい。朝から元気がでる。

米の麺は何故かラーメンよりは軽い気がする。
もやしがあったらそれも入れる。やさいたっぷりでとても美味しい。
中国でよくある揚げパン(洋条)がある店ではこれを浸して食べるとカリカリの
やつにスープがたっぷりしゅんでカリっジュワっで食欲が増す。
さてこれで朝の散歩をたっぷり楽しんだ。
そろそろ暑くなってしまってるけど元気が出た。
これからメコンデルタのツアーに行こう。

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ありがとうございました。