雄岳の後、昼ごはん。
軽登山とは言え、上に行くにつれてだんだんと傾斜が急になってくる。
石の段が多くなってきた。
降りてくる人が、上の桜は満開でとても綺麗ですよって教えてくれる。登る楽しみが
できた。
石段階段の連続を登り詰めたら、雄岳の頂上にでる。ではなくて大津皇子の墓陵であった。
いろんな説はあるらしいけど一応公式にそう認められてる。あんまりバチバチと写真を撮る
ようなもんでもないんで遠慮しておく。
登ってみればあっけない。後は降るだけ。馬の背のようなところを渡って向こう側に
雌岳が見える。
あたり一面に桜が咲き誇っている。
のどかなええとこだ。
このあたりで昼の休憩。自由時間となる。馬の背のところに唯一のトイレがある。
わしのような爺さんはトイレからあんまり離れんとこに居場所作って弁当を食う。
以前は、山に登ったりハイキングに行ったりしたら飯の時間が大いなる楽しみの
一つであった。家人が作ったもんであれ買ってきたもんであれ、一息ついて開放感
いっぱいの空気の中で食うのは格別なのだ。
もちろん今も楽しみであることには変わりはないんやけど、胃の手術をしたあと
消化力がめっきり衰えてしまってる。弁当の量にしたら大体半分くらいだ。
自分でも一食でどれくらい食えるか大体わかってきてる。これくらいがちょうどだ。
荷物が少なくて楽やけど食いもんって開いた時に大きくて豪華な方が楽しさが増す。
そういう意味ではちと寂しいけど、ゆっくりよく噛みながら食うと体に良い。
今回は、男の参加者はわし一人やから一人寂しく飯を食う。
どうもやっぱりどこに行っても何をやっても男が少ない。いったい男はどこに
おるんやって不思議に思ってたら入院してわかった。病院は男ばっかり。
刀折れ矢尽きて倒れてるのは男ばっかり。悲しい現実だ。
馬の背あたりは風が吹いてとても寒い。行動直後はよかったけど飯食ってゆっくり
してたら服を重ね着してもどんどん冷えてくる。
ポカポカしてそうな雌岳の方へ移動してみよう。
この山の上は見れば見るほど家族連れが多い。親子連れ、爺婆連れでのんびり楽しんではる
グループが多い。やっぱりコロナの影響なんやろね。鬱屈した閉塞の日々を離れてたまには
大自然のなかで伸び伸びしたいのは誰しも願うことだ。
くっつくことさえ気をつけていたら自然が全てを癒してくれる。
しかも、ここは一面桜が満開でとても美しい。
しかも、ここは奈良方面も大阪方面も視界が開けてとても眺めが良い。
しかも、ここは太陽がポカポカしてとても暖かい。
いうとこないではないか。
もっと前にここにくればよかった。
まったりしてるうちに自由時間がすぎて帰りの集合の時だ。
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ありがとうございました。