雪の新潟紀行、北越秋山郷を尋ねる旅ー09、秋山郷、屋敷温泉あたり。

秋山郷、屋敷温泉あたり。
地図をみながら先に進むけど、雪の中やから状況がよくわからん。
前倉橋というところがビューポイントやって何かの資料にのってたけど知らんまに通りすぎた
みたい。もう1箇所、道路に水が流れてるところを通り過ぎる。
雪がないのはありがたいけど、水嵩がけっこうあるんで不安になる。家も全くない山の中の
雪の道をごうごうと水が流れてるのはとても不思議な気分だ。
そこを通り過ぎてしばらくしたら視界が開けた。
メッチャええ景色やんか。

車を停めてじっくり見る。
遥か眼下に集落が見える。
地図を見てみる。もしかしたらあのあたりが、秋山郷の秋山郷たるところなんかも知れんと思う。
多分、屋敷温泉と言われるあたりであろうし、民族資料館というのもそのあたりにあるはずだ。

とするとあのあたりが、秋山郷の中心地ということではないやろか。

出来たらあそこまで降りて行きたいなあって思う。
歩いて行くのはとても無理やけど車やとそれほどはかからんはず。しかし、この雪であそこまで
行けるんやろか?地図には冬期通行禁止なんて書いてある。
四駆を駆使したら行けんことはないかもしれんけどいろいろ手こずる羽目になりたくない、
下に降りる道が一番問題やと思う。降りてしまっても多分除雪してないと思う。
初めてのところを無理に行くのはかなりリスクがありそう。

残念ながら、ここからみるだけで諦めよう。
それにしてもこの眺めって、丘の上から白川郷を眺めた時のような感じがする。
もう少し雪が深いと村全体がべったりと白一色になって、何がなんやら見分けがつかへん
ようになるやろし、家の形も白川郷のように特徴的ではなくて普通の家やから
平凡な白い平原に見えてしまうかも知れん。これくらいがちょうど良い。
平凡なごく普通の家がならぶ田舎の村ではあるけど、それがとても絶妙で美しい。

わしは今回これを見に来たかったんかも知れんと思う。

 

背後の雄大な山は鳥甲山というやつなのか。
そしてもうここは上越ではなくて信州なのか。
国境の雪景色。
とても良い。
じっくり見てるうちに夕暮れが迫りかけてきた。
あかるいうちに宿に着きたい。
先を急ごう。

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ありがとうございました。