雪の新潟紀行、北越秋山郷を尋ねる旅ー10、切明温泉、リバーサイドハウスに到着。

切明温泉、リバーサイドハウスに到着。

ここから先は結構山道だ。除雪はきちんとされてるけど雪がびっしりついている。
それに予想通りだんだんと日が暮れて暗くなってきた。
目指すのは切明温泉、リバーサイドハウスというところだ。
どうも秋山郷の一番奥の方にあるらしい。
どんどん道は狭くなる。国道やら脇道やら分かり難い。除雪車が通っているかどうかだけが
頼りだ。
それと標識。リバーサイドハウスの標識が見えた。そこから国道をそれて、左に入って行く。
下り気味にぐるっと回り込んで橋の下に入って行く。

来客があるということで除雪車を用意してあらかじめ道路を除雪しておいてくれたようだ。
やっと宿についた。

とても大きなロッジみたいな建物だ。これがリバーサイドハウス。
今回、秋山郷を尋ねるに際していろいろ調べてみた。
冬の秋山郷は温泉どころか、泊まるところが非常に少ない。しかも温泉も使えて泊まれる
というとほとんど皆無に近い。やっと見つかったのがリバーサイドハウスだった。
最初電話したときはためらい気味やったけど快く受けてくれた。
しかも、こちらに来てわかったことやけど、わしらだけのために開けて待っていて
くれたようでもある。
この時点ではまだそんなことはわからへん。

これだけ部屋があるということはシーズン中は沢山のお客さんで賑わう人気の宿なんやと思う。
近くには苗場山などがあるんで、登山や行楽の基地になるんやろ。
家の前の駐車スペースには大きな除雪用ブルドーザとランドクルーザーが2台止っているいる。
わしら以外の車もあるんで、この時はお客さんいてるやんかと安心した。
しかし、中に入ってから聞いてみたらここのオーナーさんたち家族のものだという。
大きなブルドーザは除雪専用みたいやけど、これって、一家に一台って感じで持ってはるんやろか?
それとも、時ならぬ迷惑な客のために借りておいてくれたんやろか?
なんだかとても申し訳ない気がする。
ずっと細かく振ってた雪が、ここにきてますます激しくなってきた。
この分では今晩のうちにずいぶん積もるやろなあって思う。
明日が心配ではあるけどとりあえず今はお風呂をいただいて、ご飯をたべてお酒をいだだこう。
お風呂は温泉だ。
楽しみ。楽しみ。
ということで早速温泉に入る。
さすがに雪のシーズンは露天風呂はだめということで室内から雪景色を鑑賞しながら温泉を楽しむ。

とても良い気持ちだ。客はわしらだけ、ゆったりのんびりと湯を楽しめる。
外は深々と雪が降っていてどんどん積り始めている。
暑いお湯のなかから雪をみるのはとても良い感じだ。
夏の頃は、河原を掘って湧き出たお湯に浸かって温泉を楽しむことができるらしい。
今の季節はこんな感じ。

とても無理だ。

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ありがとうございました。