上野の森を散歩した後、見渡す限り蓮、蓮、蓮の不忍池を抜けて旧岩崎邸に行った。
以前、静嘉堂文庫に国宝級の岩崎家の美術品のお宝を見に行った事があるが
明治の洋館の名残を残す邸宅を公開しているとのことで、前から気になっていたので
今回の東京への旅のついでに寄ったのだ。
上野の森から、標識を辿っていくと大体たどりつく。あたりまえだ。
邸宅と庭園がセットになった広大なものだ。
家具、丁度品なども当時のものが状態良く保存されている。
この中に実際に暮らしたというより、来客やパーティなどハレの場で使われたの
ではないかと思う。
どの部屋の壁紙も最近修復されたらしく。金唐紙というのか手の込んだものだ。
併設の日本建築が普段住んでいたところのようで、洋風建築を見た後では
一見地味に見えるが、材料といい、細工といい手の込んだ高級なものばかりだ。
見ていると、橋本雅邦の画があった。
かなり傷んでいるが、味のある線が使われた面白い画だ。
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