景徳鎮の新作の皿

  • 2008年11月24日
  • 上海
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相変わらず陶磁器が好きだ。見るのも好きだし、買う事もある。
最近は、美術館や博物館に行ったり、骨董品屋さんに行ったりと古い良いものを
見る機会が多いが、骨董品を買い集める趣味にまでは至っていない。
先日、家の棚をさわっていたら、以前、北京で買った景徳鎮の皿が出てきた。
景徳鎮モノは、新作でも、伝統の絵柄を伝承するために骨董品そっくりの、どこかの
美術館に展示されているモノそのものそっくりなモノを作って売っている事も多く、
これが出回って、骨董品とだまされて買ってくる人も多いようだ。
こういうモノを割り切って買ってくるのも楽しいし、全くの新作絵付けを買ってみる
のも又楽しい。
新作と言っても、やはり中国の伝統的な花鳥画の手本集から題材をとったものが多く、
この皿も、その類だ。
しかし、この鳥、どこなくユーモラスだ。
水墨画風にさっと描いたタッチは、画を見ているようで気持ちが好い。
豊かな気分になれる作品だと思う。

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こういうモノを日本で陶磁器を買う時とは違って、かなり安価に買えるというのも
嬉しい事だ。
景徳鎮に初めて行ってから随分月日が経ってしまった。
又、是非行って見たいところだ。

毎週月曜は、こだわりのモノの話です。