上海蟹は食べたけれど

  • 2006年12月8日
  • 上海
  • 3人

今回の上海・蘇州旅行で上海蟹を食べました。確かにおいしかったけど、高かったです。
牡と牝の対で320元。うーーん4800円ですね。
レストランの場所が新天地だったせいもあって特別に高かったのでしょう。
前に50元とか100元とかで食べた記憶もあるので、安くておいしい店も探せばあるのだと思います。
手に持っても、ずっしりと重くて、身がたっぷり入っていました。
蟹味噌も濃厚で、それだけで満腹になってしまうほどでした。
新天地の「六會館」という飯館です。

でも思うのですが、あれほど、食べ物には妥協しない中国の人達、安くて旨い材料をひたすら求めて、あらゆる方法で料理してしまう人達が、たかが蟹ごときがこのように高価になることを許すというのも信じられない話です。

特別希少な材料でもないのにね。

蟹だけで言えば日本の蟹の方が遥かに種類が豊富で、味も多様で、美味しくコストパフォーマンスも良いと思います。
絶対勝ってる!

お茶もそうですね。
高いお茶は凄まじいです。前に100g1万円くらいの龍井茶を買ったことがありますが、それとて特別最高級品というわけではありませんでした。
信じられない位種類があって、高いものはどこまでも高いです。
お茶の専門店に行っても、どれをどういう理由で選んだらよいかとことん迷ってしまいます。
お茶については、よいものにはどこまでもお金をだすという風潮があるみたいですね。それに、お茶については、長い歴史と文化があって、一般の人もお茶を飲むと言う事を大事にするし、茶道具なども大事にしています。
レストランでもお茶は、無料でついてくるものではなくて、結構高価な一品になっています。
でも、日本のお茶もものづくりの人がこだわって、慈しんで造るのは負けないと思うのですが、値段の幅がえらい違うと思います。
高価なお茶はありますがこれ程の格差はないでしょう。

中国では、高くても良いとしてしまったものには、結構、要求が緩いような気がします。

そういう意味では、ちょっと勝ってるかな・・

他にも沢山料理を頼みましたが、蟹が濃いのでとても食べられませんでした。

**これからは毎週金、土、日曜は四方山話のつもりです。

  こっちが牝かな?
kani061208-1 kani061208-2

  こっちが牡かな?
kani061208-3 kani061208-4

  身はたっぷりでしょう
kani061208-5

  これも蟹料理          茄子料理も好きです
kani061208-6 kani061208-7