中国に旅行して、「中国料理がおいしかった」と思って、日本でも食べに行くと、何故か少し味が違うように感じます。
「雰囲気が違えば味もちゃうしなー」と言ってしまえば、確かにその通りです。あの土地で、あの雰囲気で、あの人たちと過ごした思い出があっての、「あのおいしい味」なんですから、それはその通りです。
でも、やはり日本では手に入らない材料もあるし、料理に対する考え方も違うしといったいろんなものの積み重ねで同じものができないのだと思います。
勿論、日本では、日本人の口に合うように味付けも工夫されているのも大きな原因です。
そういう中で、一番の決め手は油だと聞いた事があります。
日本の油は精製されたものだけど、中国の油は生油だそうです。
生油は、こくがあって良い味がでるけど、高温ですばやく調理しないと酷くまずくなるといいます。
日本では、中国の生油は普通では手に入らないので、これによる味の差が大きなポイントなんだと教えられた事があります。
それで、買ってきたのですが、これが本物の生油かどうかまだよくわかりません。料理にもまだあまりつかってないので、これから、その差がでるのか試したみたいと思っています。
これは、直接この油とは関係ないですが、上海で食べた魚料理です。
多分桂魚をさっと揚げて、野菜のあんかけにしたものです。
こういうのも、奥が深くていいですね。
興味は尽きないです。
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