杭州西湖の刺繍

最近の旅はと言えば、上海への仕事の旅と、1週間おいて又、上海、杭州への
旅を続いてしたので、ここ暫くの記事はこの間の出来事などを綴る事になる。
それで、杭州へは、西湖の辺の杭州美術学院で現在、再度の勉強をしている
我らの画の老師を訪ねる旅であった。
宿題の画を日本から持参して見てもらった後、西湖の画どころを案内してもらった。
場所は、西湖の西側に一時は埋もれたい地帯を又掘り起こして、木や石だけを
使って復元した「茅家埠」という湖だ。そこの話は又別途することになるが
その中に「上香古道」という明代の家を復元した家並みがあって、そこが土産物屋
になっている。
街自体が風情があって、いいところだったが、その土産物屋にシルクの刺繍が
並んでいた。
良く見ると、よくあるようないかにも土産物といった花鳥風月風の絵柄ではなくて、
しっかりした水墨画風の絵柄であった。
いつもの水墨画の練習で出てくる画題風のパーツが沢山あしらわれている。
「これは面白い」と思い購入した。
「いくら?」、「120元」
「沢山買うのにまけてよ」、「だめっ」
大体、100cm*100cmくらいの大きさだ。
日本で買う感覚からすると安いからまあいいか。
アイロンして折り目を伸ばさないといけないな。

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毎週月曜は、こだわりのモノの話です。