東柵街と西柵街は真ん中の入り口を中心に左右に分かれているのかと思ったら
全然違った。西柵はかなり離れたところにある。
古鎮の中で食べると、高くてまずそうという感覚があって行く気がしない。
西柵街の門前にごく普通そうな飯屋が2、3軒ならんでいる。
ここは勘のはたらかせどころだ。
眼の前の店のおばちゃんがもう我々を迎え入れ体制に入っているのを見ながら
振り返って反対側の店に入った。
「ごめんね・・」
味は若干カメラに映るかもしれない。見た目でもわかる旨いまずいはあるものだ。
しかし、匂いはカメラに映らない。
食べなくても、目の前に置いてあるだけで匂うのだ。
「臭豆腐」をたのんだからだ。
浙江省や江蘇省でよく食べられているものだ。
軽く醗酵させた豆腐を油で揚げたものだ。
重く醗酵させてじゅるじゅるのをスープで食べる料理もある。
チーズ状になるまでまったり醗酵させて、そのまま酒のあてにしたり粥にいれる
のもある。
臭豆腐の種類は実にさまざまだ。
ここでは単に一番平凡なやつだ。しかし、外はカリっとしてなかは柔らかい。
ほのかにうんこ臭いのが特徴だ。ぴりっとからい味噌で食うのだ。
他も大体浙江料理だ。どれも旨い。
魚もいける。
葉っぱはなんやろ、レタスと白菜のあいのこのような食感と味だ。
これも旨い。
こんだけあったら食べきれないほどだ。
午後も歩いて消化しないといけない。
勘は当たりだったようだ。
江南の旅、浙江烏鎮ー04
- 2010年12月11日
- 浙江蘇、安徽他/黄山、古鎮、墨硯紙筆
- 古鎮の旅
- 4人