ルアンパバーン、ビエンチャン、バンコクの旅−27、ルアンパバーンの街角でラオ珈琲を飲む。

ルアンパバーンの街角でラオ珈琲を飲む。

ちょっとした空き時間を使って、一人でルアンパバーンの街角をブラブラしてみたけど
7年前に比べたえらい変わったなあって思うようなとこはあんまりなくて、ただ、
建物が微妙に違ってるとかしててもあんまりわからへんけど、ここにあったはずのお店がない
なんてのがあると月日の経過を考えてしまう。
例えば、前に来た時に見つけたお洒落な布地屋さん、いかにも現地の織物といった
柄で綺麗に丁寧に手織りしたようなお店はどれも無くなってしまってて、又別のコンセプトで
立ち上げたようなブティック的なお店が多くなっていて、女性服が中心の衣料品屋さんみたい
なのが多いんでちょっとがっかりだったりした。
又、例えば、とても居心地の良い喫茶店があって、日本人が経営してるんで結構日本人が集まってる
ようなとこがあったんやけど、そこは冷房も効いて、一休みするにはちょうどよかったんやけど、
もう跡形もなくなっていた。
そう言えばラオスが珈琲で有名なとこではないか、喫茶店で珈琲を飲もう。
エアコンが効いたお店があれば更に良い。
喫茶店はいくらでもある。
広くもないルアンパバーンの町の中に結構な数の珈琲専門店があるようだ。
広くもないルアンパバーンの町をそんなに必死でもなく、あったらええわ、くらいの気持ちで
探しながら歩く。一杯見つかるけどどこにもエアコンはなさそうだ。
そのうち、ゲストハウスの近くまで帰ってきてしまった。

もう帰ろうと思ったけど、喉が乾いたなあ。暑くてたまらんけど、熱い珈琲を飲んだら
元気が出るかもしれんと思った。
エアコンは期待しても駄目ってすぐにわかったけど美味しそうな珈琲の香りには逆らえない。

店の名前は「SAFRON」というらしい。チェーン店かもしれん。ここは持ち帰り専門店みたい。

それでもプラスチック椅子があったんで、ここで飲んでもええかって聞いたら。にっこり
笑ってくれた。可愛いお嬢さんの笑顔が無料で付いてくるのは何よりのサービスだ。
ここではペーパードリップで淹れてくれるようだ。

珈琲はとても美味しい。わしのすきなちょっと濃い目でコクがあってすっきりしてる。
とても良い香りだ。
これは是非買って帰らんとあかんなあって思った。
若干の日陰はあるけど屋外やし、風も少しは吹き通るけどやっぱり暑い。
さっさと帰ろう。
ゲストハウスの側で薪窯で煮炊きしてはるのを見た。

これは特別なエコ暮らしというわけではなくて、ルアンパバーンは普通みたい。
こういう暮らしもええんかもしれん。

SAFFRON COFEE

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ありがとうございました。