ルアンパバーン、ビエンチャン、バンコクの旅−14、朝市へ。

朝市へ。

さて、朝飯を食って元気が出た。涼しいうちに行きたいとこが一杯ある。というか
暑くなってしもたらどこも行かれへんかもしれん。因みにお粥屋さんの向かい側の
路地から朝市が始まっていいる。

さあ、行こう。
好きやなあ、こんなの。

極彩色が沸き立っている。

野菜の色、果物の色がとても鮮やかなのが目に眩しい。
どれもこれも活き活きして安くて美味そうだ。
ニンニクや唐辛子滅茶苦茶美味そう。ここには生活の香りが鋭く匂いたっている。
観光客は殆どいない。いても地元の買い物客に圧倒されている。
彼らは本気で朝のあるいは其の日の食材を買いに来てるようなのだ。
それもそう、後で宿の人に聞いたらルアンパバーンでは冷蔵庫のある家が少ないんで
その日の糧はその日に買いにくるのが当たり前なのだそうだ。

道理で気合が入ってるはずだ。
野菜だけやなくて肉や魚も一杯ある。
こういうのを使ってどんな料理ができるかとても興味がある。
何故か服なんかも売ってる。

野菜も日本にあるやつもあればあんまり見いへんようなやつもある。
いささか形が違うやつもある。

唐辛子はあるけどスパイス系はあんまり無いんかもしれん。
全くないこともないけどインドやネパールみたいに大々的に売ってるわけではなさそうだ。
ということはカレー系の料理はあんまり無いんかもしれん。
魚は珍しいもんがあるんかどうかわからんけど肉系はすごいもんがある。

鶏や豚や鴨みたいなんはよくある話やけど、亀があるし、その横にあるんは蚕かな?
昔中国で、めちゃ美味しそうなからあげがあって牡蠣みたいな気がして食ったら
蚕やって、えらい生臭かった。こんな美味しいのなんで食べへんの?って言われて
けどとうてい駄目だった。わしはゲテモノ系は駄目みたい。
それを思い出してしまう。
写真に写すんは忘れたけど巨大なトカゲみたいなんも半捌き状態で置かれてた。
蛇みたいなんもある。
わしは気が小さいんで見るのが怖い、ちらっと横目で通りすぎる。
亀は生きてるけどこっちは生きてへん? 多分?
こんなんどないやって食うんやろ?
あんまり知りたくないけど。
ともかく、この短い路地を歩いているととても良い感じのエネルギーを感じる。
これがアジアのええとこなのだ。

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ありがとうございました。