ルアンパバーン、ビエンチャン、バンコクの旅−15、プーシーの丘へ。

プーシーの丘へ。

朝市はとても楽しかった。しかし、まだ涼しいうちに、と言うても全然涼しくなくてクソ暑く
ないだけやけど、プーシーの丘に登りたい。あそこに登るとルアンパバーン全体が見下ろせるんで
旅の始めの頃に行っておくと街の様子がわかってええんではないやろかと思ったからだ。
前に来たときも、朝霧の中に佇むルアンパバーンの街がとても印象深かった。

登り口はメインストリートの始めの方にある。

いきなり急な石段やけど山を登るというほどではない。
それでももう既に暑くなってきてるんでそっちのほうが体にコタえるなあって思いつつ
じっくり登る。汗が吹き出してくる。
登り口の左右にはおばちゃんたちがいて何やら売ってる。花とかお供えみたい。
どうも、上に登ったらパゴダがあるんでそこに供えるやつらしい。わしらが
買うはずがないと見抜いたか、一顧だにしない。
もちろん買う気はないけど。
直線階段を一気に登ったらちょっと休憩するとこがある。

一息いれながら横をみると、料金所みたいなとこだ。

入山料というか、拝観料というか何がしかの銭をとる。
一人20000キープ、260円くらいだ。
わしらの様子をみて、年寄りが頑張ってるわって同情したか、何歳?かって聞いてくる。
年齢を言うと、驚いた風で、よう頑張ったって褒めてくれる。
人数分の料金を払ったらかなりの額を、もともと高い金額ではない、返してくれた。
何かわからんけどお褒めにあずかったらしい。
ありがたく頂いておこう。
そこからあともうちょっとこんどは曲がりくねった階段を登っていったら、茶店に
着いた。

すぐ上にパゴダやお堂が見える。

その前にちょっと休憩だ。暑くて喉が乾いてたまらん。
持参の水は飲んでるけど、冷たいやつが売られてるのを目の前にしたら誘惑に負けて
しまった。
グビグビグビと殆ど一気飲みしてやっと一息ついた。

では、腰を落ち着けてスケッチをしよう。
眼の前にはメコン川が流れている。

悠然とした大河だ。右から左にゆっくり流れている。右に右にどんどん遡ったら
中国まで行ってしまう。
この左下隅くらいがわしらが泊まってるゲストハウスだ。
丁度眼下にこちらからむこうに渡る渡し船のフェリーが見える。
両側に翼を拡げた鳥のようなけったいなかっこうやけどこれは車やバイクが乗り降り
しやすいようにつけたやつで折り畳まずにそのまま航行する。短い距離やから
何の問題もない。
このあたりは川の暮らしを中心になりたってるようである。
何日か後にはわしらもこの向こうに渡って農村を訪れるつもりだ。
時々涼しい風がさっと吹き抜けるけど、時間が経つごとに暑くなる。

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ありがとうございました。