ラオス、ルアンパバーン遊-22、街中からカーン川あたりまでぶらり

日は特にどこへ行くという予定はないから街中をゆっくり歩いてみよう。出
来たら買い物もしておきたい。
やはりお粥を食べたあの大通りを一旦北にむかってまっすぐ歩いてみよう。そ
れでカーン川に突き当たったら左に曲がって川に沿って歩くのだ。
今日も暑いが日傘が要ると言うほどではない。
ルアンパバーンは古い都だ。数百年の歴史があるはずだが有名なお寺なんかの
建物自体はそれほど古いものだとは思えない。仏教が否定された時代もあった
そうやから様々な変遷を経てきたんやろうと思う。民家もその歴史の程は分か
らないが古びて味のある建物が多い。近年の戦禍には遭ってないんやろね。
この家の瓦屋根もええ感じだ。

まっすぐ歩くと、左右に露地が現れる。
右側は下り坂になっていて見下ろす感じが面白い。その先にカーン川が流れて
るはずだ。

右側は有名な寺院がいくつか並んでいる。
一昨日の朝、中に入ってみたから見学はもういい。外から見てると、少年僧達
が木陰に集まって勉強している。

この街は本当に少年僧が多くて生活の場のどこにも居てるという感じだ。もし
かしたらある年齢までかならず坊さんの修行をせんとあかんのかもしれない。

さりげなく古い民家のような顔をして高級レストランもある。
この車はきっとレストランのお飾りだ。

猫ものんびり歩いてる。

もう少し行くと、右側にガイドブックに載ってないお寺があった。
意外と広い。
見物客はだれもいなくてひっそりしてる。

でもどこか感じがいい。爽やかで静謐な風が吹き通っているような気がした。
その空気に惹かれて本堂に入ってみた。
一番奥で仏様が座っておられた。
日本や中国では見かけないお顔だ。タイやカンボジアとも違う気がする。
ラオス独特のお顔なのだろう。
品のある良いお顔をされている。

写生をさせていただいた。
外にでると、お堂の影で小さな少年が一生懸命お経の勉強をしている。
経文を覚えているのだろう、しきりにぶつぶつ言っている。わしが近づくと迷
惑そうな顔をして向こうを向いた。カメラを構えたら又向こうを向いた。
嫌なんやろ。写すのはやめとこう。
しっかり勉強してや。


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ありがとうございました。