中国、廬山&安徽、文房四宝の旅−36、安徽、硯作家工房から歙县許村へ向かう。

硯作家工房から歙县許村へ向かう。

さて、硯を買うの買わんの、あれがええの、これがええの、もうちょっと負けてええな、
あれやこれやとワイワイ盛り上がってしまった。

結局最後はお金の話になる。

すると作家師匠が急にモジモジしはじめた。硯を語ってるときはえらく熱いのに
お金は苦手らしい。ぜんぶ奥さんが仕切ってるからと奥さんの顔をみる。
かわいい。
奥さんもグイグイ出てくる中国人というふうではなくて、ご主人をたてて目で合図を
送ってるようではないやろか?
いいね。
奥さんが苦笑いしながら見守ってるなかで何人かが商談成立、良いものを買うことができた。
それでは名残惜しいけどここはこれくらいにして次の予定地、歙县許村へ向おう。
許村というのは硯工房から西の方にまた戻る方向にある。
この辺を車で走ってると田園風景の中にけっこういい感じの古びた村があってこんなんやったら
どこでもええやんと思うようなスケッチスポットも多い。

薄汚れた土壁や煉瓦塀、漆喰の壁が煤けたらなお良い。それにかならずうだつがある。

もう類焼よけというよりは飾りとしか思えへん。
おやおや、こんなとこでちょっと降りてみたいけど、川の向こう側に渡るすべがない。

家の前にあるのは稲叢というやつなんやろか? 畑の真ん中にあるのはようみるけど
家の前にあるのは珍しい。
工事場のおっちゃんたち。
オート三輪の男。
とりすがりに見ながら通る。
やがて歙县許村に到着した。

果たしてここではどんな暮らしに出会えるんやろか?

どんな人達に出会えるんやろか?
とても楽しみだ。

村の中で将棋をしてる人を見た。

中国に田舎にいくと色んなゲームをしてる人たちをよく見る。昔の日本みたいに、というか
昔の日本がもっと昔の中国みたいやったんかもしれんけど縁台将棋をよくみかける。
将棋をしてる人とそれを色々言いながら見たる人たちがいる。駒やルールは日本のとは
随分違うみたいでちょっと見ただけではようわからん。大きな違いはとられた駒は使えない
ということらしい。
それ以外にも定番のような麻雀を定番のように日がなジャラジャラやってはる村もある。
最近はトランプをやってはるのを見ることが多い。
どこでも時間つぶしは必要だ。

ブログランキングに参加しています。もしよかったらポチンとお願い致します。
にほんブログ村 旅行ブログ アジア旅行へ
にほんブログ村

ありがとうございました。