中国、廬山&安徽、文房四宝の旅−19、廬山、雨の中、仙人堂を通って杜甫草堂へ。

仙人堂を通って杜甫草堂へ。

やれやれ、売店が見えた。

雨の中でも土産物を買ってはる。雨具もたぶんあのおばちゃんたちから買ったものだ。
談判台旧址。

中国の歴史がある。
おや、こんなとこにも滝がある。

こっちの方が綺麗とちゃうやろか?
この山道は平坦部分が多いんでこういう雨の日はとても助かる。

こういう松は黄山にあれば名前がつけられるんかもしれん。

とうとう仙人堂までやってきた。

呂洞賓と言う中国の仙人を祀っているというらしい。わしは雪村の空中に向かって
口を開け、向こうにいる龍のような魔物のようなやつと対峙してる有名な絵しか
知らんのやけど、本家中国では関羽廟のようなモンなんでズコってなってしまいそうだ。
てなことで雨の中の廬山周遊は殆ど終わった。
ここから車道を回って引き返して入口近くにあった「白居易の草堂」みたいな
とこに行く。

白居易が実際にここに住んでいたということではなくて、多分、香炉峰の詩に因んで
こういう草堂を作って偲んでる、あるいは無理やり観光スポットを作ってるという
ことなんかもしれん。

白居易の詩ってこういうやつだ。

香炉峰下、新たに山居を卜し、草堂初めて成り、偶東壁に題す
白居易
日高く睡り足りて猶ほ起くるに慵し
小閣に衾を重ねて寒さを怕れず
遺愛寺の鐘は枕を欹てて聴き
香炉峰の雪は簾を撥げて看る
匡廬は便ち是れ名を逃るるの地
司馬は仍ほ老を送る官たり
心泰く身寧きは是れ帰する処
故郷何ぞ独り長安に在るのみならんや

これは白居易の詩の中でも「長恨歌」とならんで日本人には親しまれているやつだ。
何故かと言うと、「枕草子」第299段に下記のような文章があって、高校(中学?)の
国語の時間にならうからで、その気分にひたるために此の地を訪れる日本人観光客が
とても多いのだそうだ。

「

枕草子」より。

雪のいと高う降りたるを、例ならず御格子まゐりて、炭櫃に火おこして、
物語などして集りさぶらうに、「少納言よ、香爐峯の雪いかならん」と
仰せらるれば、御格子あげさせて、御簾を高くあげたれば、わらわせ給う。
人々も、「さることは知り、歌などにさへ歌へど、思ひこそよらざりつれ。
なほ、此の宮の人には、さべきなめり」といふ。
(因みに「ゐ」は「wi」と打てば変換できた。)

てなことが室内に入ると描かれているようだ。ようわからんけど。

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ありがとうございました。