杭州お絵かき勉強日記-059 天目山に行く-2

滝の上に着いたら、急に道が平坦になった。そのまま西の方にぞろぞろと移動する。さっきのが 東瀑大峡谷って書いてあったから今度は西瀑大峡谷に行くのかな? 遥か遠くの山並みが美しい。

しばらく歩くと休憩所に着いた。先ほどと違って茶店がある。 見ると蒸篭に湯気がたって饅頭みたいなのを蒸しているようだ。おいしそう。

できたのがテーブルの上に運ばれてきた。 「さあ、食べろ」と言う。どうやらこのツアーの為に準備されてたようだ。みんなそれぞれ手を伸ばして 頂く。

「おいしい」、「甘い」 日本で言う蓬の草もちに餡が入っているようなものだ。 ちょうど腹も空いて来た頃なんで、わっとたかって2度、3度と頂いた。 たべながらぶらぶらしてると、これもどうぞと紙袋を渡された。いやしく何でも頂く。 中を覗くとポップコーンが入っていた。

味はまあまあ、それほど好みというわけではないが腹が減ってるので少々頂く。 ポリポリ食っていると、「ドンッ」という大きな音がした。 「何やろ?」と思って人だかりの方を見に行くと、日本でも昔よくあったポン菓子を作る機械があって おっちゃんが操作している。 ちっちゃな大砲のような金属の鋳物の筒に玉蜀黍の粒をいれて、ふたをし、火の上でぐるぐる回していると しばらくして「ポンッ」と大きな音がして出来上がりなのだ。

「子供の頃、街角にポン菓子のおっちゃんが来ると、米を持って走って行ってやってもらったやつだ。 ここでは玉蜀黍でやるんかいな。 欧米の人たちやアフリカの人たちにはもちろん珍しいだろう。一生懸命写真をとるために集まっている。 それが又、画になるというしかけで、取材の人たちがインタビューしたり撮影したりしている。 私にも何か話しかけて来たが、あんまり言葉が通じへんので興ざめして向こうへ行ってしまった。 取材に心よく応じると言うのがお約束のツアーなので、ごめんなさい。 それで、目の前に見える滝が西瀑大峡谷やろうと勝手に行きかけたら、そっちには行かへんのやと止められた。 このままもう少し下って、今度はロープウエーに乗って、お寺に行くのだそうだ。

あじあんじゃんくしょん
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