ベトナム、ハノイ、マイチャウ、モクチャウ高原の旅−10、チャンアンで手漕ぎ舟に乗る。

おや、昨日はヴァンロンって書いたのに今日はチャンアンって書いている。同じ事
らしい。同じ場所の違う呼び方なんか、どっちかが大きくてどっちかがその部分なんか
その違いはようわからんけどどっちでもええ。
要するに川の上に居て舟に乗っている。どうやら竹の舟らしい。所謂先の尖った
舟形というよりは平たい筏に近いけどやっぱり舟といった感じのやつだ。

面白いことに似たような景色の桂林でも似たような舟が走ってる。平底の竹の舟だ。
先も尖ってない。桂林のやつは更におもしろいことに筏舟の上に洋風椅子が載っていて、
殆どの舟にエンジンが着いている。つまりお客は空飛ぶ絨毯ならぬ、水上筏の上の
椅子に座ってるとスイスイと行きたいところに行けるというしかけなのだ。
サラリーマン風のおじさんがスーツ姿で乗ってたり、若い女性がおめかしして
筏タクシーでスイスイ~って走ってたりするのを見るととてもおかしい。
こことは違って桂林の漓江の方が水の流れは早いけど、似たような景色のところでは
似たような舟が使われてるのはとてもおかしい。

そのうち舟を漕いでるおばちゃんが動きを止めた。じっと水面を見てる。

そして指さして何か言った。
水鳥がピョンと出て、ピョンと潜った。
ちっちゃな水鳥だ。とても可愛い。

よう見てたら、時々水面に顔をだす。しばらくそのままで餌をさがしてるのか?
見つけたら頭からピョンと水中に突っ込む。その仕草が可愛い。
その後もいろいろ説明をしてくれてるみたいやけどさっぱりわからん。こんなんは
とても残念だ。やっぱりベトナム語を勉強せんとあかんなあって思う。

水路は結構クネクネしてる。じわじわと奥に入っていく感じだ。奇岩の連なる懐に
入っていく気がする。
こういう景色はいくら見ても見飽きへんから不思議だ。
奥まった向こうの方から帰ってくる舟がある。
近寄ってきた。どうも外国人が載ってるみたい?(わしらが外国人?)
「こんにちは」、「どっから来たん?」なんて言葉を掛け合う。
因みにどっから来はったんかころっと忘れた。
とにかく、帰る人がいるということはわしらもこのままどっかへ行って戻って
来るということだ。それならこの先どこまで行くんやろ?

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ありがとうございました。