さて、杭州についたらそのまま美術学院へ。
昨年見た門に又着いた。希望を持って入ろう。
まずは事務所に行って入学入寮の手続きだ。事前に書類を出してあるし、画の老師がついていてくれるから
簡単に進む。授業のスケジュールを貰って簡単な説明を受ける。
授業料はまあまあ予想よりは少し安い。部屋代は想定していた単価で一番安いクラスだ。どんな部屋?
気になる。有線だが部屋でネットにつながると言うから便利だ月40数元。
それから学生用プリペイドカードを渡された。これにお金を充値しておいて、ネットの費用や食堂の支払い、
図書の貸し出しなどに使うのだそうだ。なかなか便利やんか。
授業は明日からなので部屋に行く。
学校の正門の北隣のビルが、事務所と留学生の寮だ。1階が店舗(ポルシェかい)、2階がホテル、
3階が事務所と寮で、4階から上も寮だ。私の部屋は3階。
道路に面したビルの真ん中くらいだ。いきなりやかましい。道路の騒音がもろに入ってくる。
「これで夜寝れるんかいな?」と心配になった。
部屋はかなり広い。バスもトイレも洗面所もあって、ちょっとましなホテルの部屋みたいだ。
早速、ネットの設定に来てもらう。時間がかかったがなんとか接続完了。
さて、暮らしはじめるか。
それでまわりを見て、しばらく考えて、なんとなくじわっと理解できてきた。
ここはホテルのように快適にも思えるがホテルではない。
歯磨き歯ブラシは持ってきたが、トイレットペーパーもない。もちろん掃除も自分でやるのだ。
きれい、きたないはおのれの責任。
お湯と飲料水は、大きいカートリッジを買えば自動的にでてくる。
洗濯は、共同の機械があるので、それを使って、屋上に干すか、部屋に干すかだ。
冷蔵庫はない。
とまあこんな暮らしが始まりそうだ。
とりあえず昼飯を食いに行こう。
誰かがここの飯は、唯のエサだと言っていたひとがいるが、なかなかいけるではないか。
これで8元だから約100円。ここで学生としてこういう暮らしをするつもりできたのだから
どうのこうの言わないで、基本的にはこの飯を食っていこうと決心した。
スープもあるのだ。
夜もこんなの。
夜になった。
おどろいた。部屋の窓の外に電飾があって道路に向かって光っている、西湖のまん前だから
道路に面したビルは電飾するみたい。
勿論部屋の中にも光っている。カーテン閉めても明るいぞ。
「ほんまに寝れるんかいな?」ますます心配になった。
路の向かいはジャズクラブだ。時間がきたら生演奏が始まった。唯で聞けてええなあと言うてる
ばあいやない。これもうるさい。
道路の音は夜がふけてもゴーゴー、プープーすさまじい。
かなり長いこと寝付けなくて、それでも酒のちからでやっと寝た。
これからどうなんのやと心配でしょうがない。
朝、ふとみたら、窓が半分開いていた。
やれやれ。閉めたら開いてるに比べたらはるかにましだ。やかましいのはやかましいが我慢できそう。
明日から頑張ろう。
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ありがとうございました。