では、三門がある葉氏という人の家に行こう。と思いきや、何か村の人とのトラブルが
あって現在は見学の為に開放してないという話になった。これはえらいことやんかと
思ってたらガイドさんがいろいろ走り回って、ガイドさんの親戚がこの人の家と
どうのこうとなんて話をでっちあげたのかどうかようわからんけど、特別に開けてくれる
ことになった。なんかわからんけどすごい交渉力だ。
個人旅行で来てたら見れなかったところだ。現に個人旅行で来てはる中国人の観光客
たちは中に入れずあたりを観光していた。というてもほんの1、2組の観光客に
であっただけやけど。
てなことで、この細い露地の奥にその葉さんの家があるようだ。
この露地、とてもおもしろい。
がらんとした何もない露地みたいやけど、じっと見てたら色んな人が出入りしてはる。
ちょっと言った左手に工場があって、何作ってるんかはわからんけど忙しそうにしてはる。
右手はあとで行くけど古い民家がある。
時々右や左の人家から人がでてきて、立ったままご飯食べてたり、外の様子を見たり
してまた引き返しはる。その出入りがとてもおもしろい。
それはええとして、三門源のある葉さんの家に着いた。
そのうちに家主の方がやってきて案内してくれることになった。代々の名家の継承者の方や
から威厳のあるおじさんかと思ってたら、気の良さそうな優しそうなおじいさんだった。
質素なお庭があって、
3つの門が横に並んでいる。
お庭を奥から見るとこんな感じ、
入り口の門がかっこええ。
一番奥が荊花永茂、
露地の奥がすてきやなあ。
真ん中が、芝蘭入座
入り口近くが、環堵生春
それぞれの門の中が家になっている。それぞれの門は石造りで極めて精巧な彫刻が
施してあって、何かの物語を表しているのだそうだ。それぞれがみな違う。
そして、それぞれに違う家族が暮らしていたようだ。
今は、この建物全体を継承してる方の家族が思い思いに暮らしてはるみたいで、
今、実際に住んではるから、見ていいよとは言われながらも遠慮しつつなかを覗か
せていただく。
柱の天井を支えるところに彫刻を施すのが旧家の証のようだ。
2階の欄干の彫刻もすばらしい。
窓にこんな彫刻を入れるのが中国の人のステイタスみたい。いまでもあちこちで
入れてるし売っている。とても高価なものだ。
ということで、葉家の見学はおしまい。係争中ということで最初はちょっとギクシャク、
帰るころは笑顔で送っていただいた。
早く和解できてなかよく見学を受け入れてもらえたらええなあと祈る。
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ありがとうございました。