そういえば最近中国のちょっとマニアックそうな景勝地に行ったら、撮影ポイントみたいな
看板や写真家の為の宿泊所みたいな表示をよく見かけるようになった。ちょっと
独自のポイントで独自の風景を写真に撮って、「どやねん」とネットや雑誌に投稿
するのがはやってそうな気がする。
そやからかどうかわからへんけど、デジカメではなくて一眼レフを持ってる人って
ほとんどが日本のCANON製でそれも大きな望遠レンズを付けている。みごとにそろって
そうなのだ。わしらの仲間にもCANONの一眼レフで大型の望遠レンズを付けてる人が
いるんやけど、そういう場合は値踏みするかのように、あるいは興味津々で確認
チェックしてはるようだ。わしが、昔ちょっとミノルタの一眼レフを持ってた時が
あるけど、そんな時はちらっと見て歯牙にもかけられへんかったような気がする。
何事も一番が大好きというお国柄らしい。CANONが一番って誰が決めたんやろね。
因みにここでも撮影大会みたいなのが催されたみたいだ。そのときの作品が飾られてる
部屋があった。ほとんどがこの池と池にうつる建物が対象になっている。やっぱり
誰しもええなあって思う場所は同じなんやなあと思う。
そやけど、わしはこれはこれでええんやけどどっちかって言うたら露地裏の方が
やっぱり好きやと思う。
ほれ、誰も居てへんかった露地の奥からおじさんがお茶のカップを片手に持って
出てきはった。
こんなんはたまらんほどええですなあ。しっかり覚えといて絵に描こう。
もうちょっと行ったら、曲がり角の奥にワンちゃんがいてる。
こんなんもええなあ。屋根や壁のゆがみ方がえもいわれず奥ゆかしい。
ずずっと奥まで行くと、またまたえもいわれぬ一角があった。
とても良い。
唐辛子、豆、その他、何を干してはるんやろ?
地べたにむしろをざくっと敷いてるんではなくて、ちゃんと決まった場所と目的があるようだ。
説明を聞きたいくらいだ。
左奥の甕は何に使うんやろ?
酒を熟成させるやつやったらええなあって思う。
しかし、えらいたくさんあるやんか。
こんな空間ばっかりあって、お店、とくに土産もん屋さんなんかが全く無くて、
観光客はちらほら歩いているものの、観光させてるという意識が全く感じられへん
この村の佇まいがなんとも素敵ではないか。
いきなりええとこへ来たなあ。
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ありがとうございました。