昔から旅のお土産はあんまり買わへんけど、たまたま立ち寄ったバザールなんかを
回ってたら持って帰れるかどうかわからんモンでも、例えばスーツケースに入るか
どうか?、例えば通関で許されるかどうか?、例えばスーツケースがドロドロに
ならへんかどうか? よう考えたら問題があるかもしれんけど、見てたら買いたく
なるモンが沢山あって、後で考えたらなんでこんなん買うたんやろと思うモンも
多いんやけどそれはそれでもええのだ。
ということで、今回は西双版納の近くの少数民族の村のバザールで、唐辛子と
殻付きピーナツだ。
唐辛子は後日談がある。ピーナツはすぐ食った。特にどうということはない。
本当はいろんな地元のナッツを買いたかったんやけど季節が違うんか場所が違うんか
売ってなかった。
も一つはハチミツだ。2600mあるという高山の観光地、東川紅土地の山小屋
みたいなホテルで売ってた蜂蜜で、何種類かあったけど、わしはアカシアの花と
蜂蜜というのを買った。
この大きさで、多分一斤(500グラム)あるんとちゃうやろか、で100元、
1600円ほどだ。えらく安い。しかもとても香りが良くて味も素直で美味しい。
パンに塗ったりして食べるととても美味しい。
では唐辛子を後日どうしたか。
たまには料理にも使う。マーボ豆腐とかその他辛い料理、しかし、すぐにある事
すら忘れる。又、ポチっと使う。又忘れる。
そのうち腐ってしまうと言うか使えない状態になってしまうと言うのがいつもの
パターンだ。そやから買うてこんでもよかったのにといつも叱られる。
今回はもう一工夫してみることにした。こういうときの秘密兵器、ミルサーを
使うのだ。たかが、干からびた干唐辛子をひいてみたところで何ができるやろとは
思いつつ、がりがちとひいて見た。
おお出来たやないか。われながらうまいこといった。というても機械が回っただけだ。
味を試してみよう。とりあえずうどんに入れてみるか。
おおおう! とても風味がある。辛いだけやないで。
これはええ、カレーに入れたり、湯豆腐に入れたり、いろんな料理に使える。
ついでにネパールで買って来た山椒もひいてみよう。
これもええ。独特の風味がある。
ではこの二つを混ぜてみよう。
これがまたとても美味しい。しばらく病みつきになりそうや。
こういう広がりがでるとまた何かしら買ってきたくなるやんか。
次は何にしようか。どこで買おうか。
楽しみは限りない。
では、雲南省、棚田、少数民族、奇観絶景の旅はこれでおしまい。
引き続きネパール話などをご覧下さい。
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ありがとうございました。