雲南省、棚田、少数民族、奇観絶景の旅-62、孔乙己酒家の紹興酒

さて、おいしいお昼を食べたけど、その前に、酒を買った顛末がある。ここに
来たのはおいしい紹興酒を飲むのと買うのが目的でもあった。ここでは紹興酒を
オーダーするとええかんじの徳利に入ってくる。今回は人数が多いんでデキャンタに
入ってきた。

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この店お勧めの22年モンかなにかだ。香りもええし、味もとろりとして濃厚で
甘い。この甘さを好まない人もいてるけどこのコクのあるおいしさがわしは好きだ。
値段も22年モンにしてはかなり安い。
人数は多いけど沢山飲む人数はそれほど多くないんでなかなか減らへん。
それでも美味いからじゃんじゃん飲む。それでかなり酩酊してきたようだ。
ついでに買って帰るやつも注文しよう。
ここのは既製の瓶に入ったやつではなくて量り売りで入れてくれるのだ。
昔は甕から汲み出して直接入れてくれたような気がする。今は入れて持ってきて
くれる。それでもやっぱり量り売りの方が特別な、美味しいモンを買ってるような
気がするから面白い。
これはいわゆる750ml入りのやつかな?

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一応口金がしっかししてそうだ。これで80元やから1300円ほど。安いと思う。
もっと沢山がええと言うたらペットボトルに入れて持って来た。

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こんなんで大丈夫かなって思ってたら、案の定漏れてだいぶ減った。
漏れる前で1200mlくらい入ってたんかな? 120元、2000円程度だ。
さて、これを持って帰らんとあかんのやけど大丈夫やろか? 特にペットボトルが
心配だ。口金のとこをテープでしっかり止めといてって頼んだら、セロテープで
ピッと巻いただけのがやってきた。これでは不満やけどもう時間がない。急いで
ホテルに帰ってスーツケースをもらって帰りのバスに乗らんとあかん。
ホテルまで着いた。酒はスーツケースの中に入れんとあかんけどこのままやと
心配だ。小さいやつは口金がロックできるようになってるんで少し安心やけど、
ペットボトルは心配でしょうがない。で、口金のところのテープをもう少し補強する。
焦りつつも手元にあったビニール袋に二重に入れるが安心感がない。けど、もう
しようがない。ままよとばかりに持って行ってチェックインカウンターで預ける。
さあ、これでもう運を天にまかせるしかない。
飛行機で酒でも呑んでゆったり帰ろう。
でも、心配、着いたらすぐにスーツケースを見る。見た目は変わりない。大丈夫かな?
いや、何かお汁が外に出てるようだ。紹興酒の匂いがする。
えらいこっちゃ、心配しいしい、家についてスーツケースを開けた。
中がドボドボだ。着替えの衣服が湿っぽい。ビニール袋二重くらいでは無理やったか?
スーツケース自体が柔らかいんで上に荷物を重ねられた時、上から力がかかると
ギュッギュとポンプになってペットボトルを押したもんやから中身が徐々に外に
染み出したんやと推測される。
これでは漏れるはずやんか。その上、安全なはずの小さいボトルも若干ながら漏れている。
こんなことやったら安全なボトルを持っていっとくんやったと後悔するけど
もう遅い。衣服の匂いは洗ったらとれていくけど、スーツケースの匂いはなかなか
とれへん。
匂いを嗅ぐたびに不用意のいましめとしよう。
それにしても中国の人たちは国内線とはいえ、ペットボトルの酒をどんな風にして
持って帰ってるんやろ、それが知りたい。
それにしてもこの紹興酒は美味い。
次回は多分この店に行かれへんから、次にこんなんを買えるのはいつになるかな?

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ありがとうございました。