雲南省、棚田、少数民族、奇観絶景の旅-42、再び昆明へ

さて、市場の見学が終わったら急いで西双版納の街まで帰る。20時過ぎの飛行機で
一気に昆明まで戻るのだ。途中の高速道路が工事中ということで一般道も混雑が
予想されたけど想定ほどは混まなくて西双版納の街まで帰ってきた。

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飛行機の出発までにはかなり時間がある。どうしよう。
ということで近くの公園に行ってみる。

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大して見ることもすることもない。時間を持て余す。まあしかたがない。
道路工事とか、飛行機乗るための余裕とかいろいろ考えとかんとあかんから、
時間が余るくらいになってちょうどええのだ。晩飯でもゆっくり食ったらええんや
けどそれほどの時間はないし、ちゃっちゃと食うほど切羽詰まって腹が空いてる
訳ではない。昼飯を沢山食ったし、毎日飽食気味やし、一食くらい抜いた方が
ちょうどええんかもしれん。ほなら何しよう。
土産もん屋さんにでも行ってみよう。
西双版納の街には巨大な土産もんモールみたいなのがあるらしい。そんなとこで
売ってるやつを買いたいわけではないけどまあ時間つぶしにはええかもしれん。
行ってみればかなり大きい。
入り口で割引券とビニール袋を渡される。どんどん買ってこれに詰め込めという
ことらしい。ジャンルごとに部屋がある。コーヒーの部屋とかドライフルーツの
部屋とかいろいろだ。あんまり興味なかったんで詳しくは覚えてへんけど、入ったら
すぐに出て休んどくというわけにはいかへん。次々にテーマパークならぬ土産物
テーマ部屋を抜けていかんと次に行かれへん。何も買わんでも通るだけは通らな
あかんのだ。それだけでぎっくり腰が悪くなりそうだ。それでも仕方ないんで
前に進む。但し、あんまりお土産とかじっくり買う機会を用意してこんかったんで
それなりに買い物できてよかったと言う人もいたようだ。
旅行の場合、特に自分たちだけのディープな旅の場合はガイドさんが土産物屋に
案内するというコースが全くないんで場合によっては全く土産物を買うチャンスが
ないときもある。買いたいものがあるときはすかさずそのチャンスで買う必要が
あるのだ。
そんなこんなでテーマパークも抜け終わったら大体ええ時間になってきた。
景洪(西双版納)空港まで行こう。
ローカルの空港やって甘く見てたら結構大きい。しかも、景洪から昆明なんて
中国の西の端やんか、お客さんなんか殆ど居いへんやろって思ってたら、なんの
ことはない殆ど満員であった。しかも、殆どの人が昆明を経由して上海まで行く
らしいのだ。すごい国やなあ、どこまで行っても人ばっかりや。

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さっき買ったザクロでも食いながら待とう。
案の定、1時間ほど遅れて出発。

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これくらいはいつものことやからなんということはない。
景洪から昆明までは1時間強の空の旅、待ってる時間の方が長いんとちゃうやろか。
やっと昆明の街が見えてきた。

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ちょっと喉が渇いたなあ。ホテルの近くの屋台はまだ開いてるやろか?

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ありがとうございました。