ポコペン横町のそばに、煉瓦造りの建物がある。とても立派な赤煉瓦で年月の
重みが十分にわかる存在感がある。昔は銀行だったらしい。そうに違いないと
思わせる佇まいがある。
今はお洒落なブティックのようなレストランのようなものとして活用されている
んでわしらのような爺さんには縁がうすそうだ。
程々に眺めて裏に回る。
路地の奥にある川が気になるのだ。
ここに来る前に城の上からみてると屋形船のような舟がならんでいた。ここも
水郷のような川遊びをさせているんやろか、どんなんか見てみたいと思っていた
のがこのあたりのはずだ。
確かに、屋形船がぎょうさんいてる。しかし、営業はしてないらしい。気になって
帰ってからネットで調べたら、6月から鵜飼いのイベントが始まるようだ。
船に乗って鵜飼いの伝統の技を見ながらお弁当を食べるという催しがあるらしい。
日本各地の有名どころに負けない鵜匠の技が見られるらしいのだ。
そういうのも絵になるんで何時か来てみたいなあ。
こんだけの船が篝火を炊いて川に浮かんだらたいした見物やと思う。
昨日のブログで言ったように、ここからお城をみるととても美しい。
特に今日は山に霧が立っているんでよけい幻想的だ。
で、ここから又、大洲の町をぶらぶらしてみる。
わしらのようにぶらぶらしてはる観光客もいてる。地図を見てたら道を聞かれた。
地図を見ながらやから教えるのは簡単だ。その人も地図をみて考えた方が間違い
ないやろに、わしらに聞いている。適当に教えたけど大丈夫やったろうか。
心配になって後で確認したけど嘘を教えてはなかった。
町の通りの一番奥の方に行くと森があって庭園風の建物がある。
これが臥龍山荘らしい。
藁葺き屋根の床しい建物が見える。
入園料500円は高いやろうとお城に行ったときにチケット購入をパスしたんで
どうしよう? やっぱりパスしよう。
元領主の館なんで当然粋を凝らした庭園なんやろけどわしらはあんまり心惹か
れるとは言い難たかった。
むしろ裏通りの道の方がええ感じだ。
こっちは無料やからありがたい。
てなことで大洲の町ぶらりも終わった。
どうしよう?
お城で貰った案内パンフレットを見てたら、町外れの海岸近くに長浜大橋って
言う開閉橋があるらしい。これは珍しそうだ。
行って見よう。ナビをセットし直して海岸に向かう。
海岸が近づいた頃、道路脇に「樫谷棚田」っていう看板を見つけた。こんな山
が一杯あるとこの棚田やったらさぞかし綺麗やろうと思う。
慌ててナビで探してみるけどさっぱりわからへん。もしかしたら見間違いかも
しれん。しゃあないなあ。予定通り長浜大橋を目指そう。
後で調べたら、たしかに「樫谷棚田」というのはあって、なかなか美しそうな
所やったけど簡単には行かれへんところみたいだ。事前に調べてないとそう簡単
にええもんとは遭遇できへんのだ。いずれ機会があったら訪れてみたいと思う。
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ありがとうございました。