ミャンマー紀行、祈りと優しさに出会う旅-38、スラマニ寺院、タビィニュ寺院

お昼ご飯が終わったら眠くなってきた。ベンツの中は気持ちがいい。いちいち
靴を脱いで寺院を見学しにいくのは面倒くさい。なんせあたり一面お寺ばっかりだ。
しかし、そういうわけにもいかない。見るべき所は見て回ろう。
最初はスラマニ寺院というらしい。最初、展望台代わりの塔に登った時、正面
に見えていたやつだと思う。

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姿がいい。
1183年に建てられたそうだ。建物の彫刻が美しい。

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この寺院の特徴はフレスコ画による壁画らしい。
なんだか、とても怪しい空気が漂ってる。

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イヤラしげでユーモラスな蛇? に天辺は象か? 蛇か?
瞑想するブッダはミャンマー顔ではなさそう。不思議な世界だ。
このブッダはミャンマー顔に見えるけど、すごいシュールな感じがする。

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こっちはもっとシュールで美しい。描かれた当時はきっと極彩色やったんやろう
と思う。素晴らしい。

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相変わらず、どこにいっても巨大な寝仏さんがいてはる。しかし、こんだけの
面積をフレスコ画の技法で色付けするんは大変やったんやろと思う。

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昔の人は偉かった。
こちらにはまた違った画風の壁画がある。中国がの画法によく似ている。
女の人の顔も今のミャンマーの人とは違うみたい。というより、アジアの街の
どこにでもいそうなごく普通の若い娘の顔のようではないか。

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綺麗な透けて見える服を着こなした宮女たちみたいだ。衣装と振る舞いの間から
雅な雰囲気が立ち上がってくる。

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線がとても綺麗で、表情がとても生き生きしている。
へらへら顔が気になるけど。
赤子を抱いた娘もいるし、荷物を担ぐおっちゃんもいてる。生活の匂いがプンプンだ。

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舞い姫というより軽業娘か? ブリッジしてるか、ファンキーなダンスか?
ロックかレゲエのリズミカルな音楽が聞こえてきそうだ。
それにしてもへらへら顔が気になる。
釈迦の誕生から入滅までの物語も巨大な壁画になっている。

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ここはただ寺院を見学するということだけではなくて、絵を学ぶものにとっては
とても参考になるいい絵を見る事ができたと思う。
次は、タビィニュ寺院という。

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あんなにあるのに一体どれなんや。あれか。

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大きい。
こんなとこも行った。

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金々だ。

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さて、結構疲れた。

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ありがとうございました。