さて、アーナンダー寺院でゆっくりしてる間にかなり時間が経ってしまった。
昼ご飯の時間だ。「何がいい?」って決まり文句を聞かれたんでいつものよう
に地元飯がええと答える。モウラミャインで食ったフィッシュカレーがとても
おいしかったんでそういうやつが食えるとこがええと言ったら、ニャウンウー
の方向に少し戻ったあたりにツーリスト向け繁華街のような通りがある、その
一角にレストランがあった。
「QUEEN RESTAURANT」って英語で書いてある。
ちょっと悪い予感。欧米人向けに生ぬるくアレンジされたミャンマー料理では
ないやろか。店の佇まいはまさにそんな感じ。冷房はないけどオープンテラス
で風が爽やかに吹き渡るような設えだ。調度品も品良く涼しげでリゾート感が
漂っている。
カバは暇そうだ。
わしらも暇そうだ。
取り敢えず、暑かったんで景気なおしにビールを頂く。さすがレストラン、
グラスがキンキンに冷えていて気持ちがいい。グビグビ飲んでしまう。
突き出しのナッツがおいしい。
もうこれだけでもええくらいだ。
いつもの習慣で、ガイドさんも運転手さんも一緒にご飯食べようよって誘うけど
ガイドさんは遠慮無くきたけど運転手さんは来なかった。言葉が通じへんから
一緒になるのをいやがる人もいてる。
で、メニューを見せてもらう。
英語やから分かり易い。味も分かり易すそうだ。
Traditional Myanmar Food なんて書いてあるけどほんまやろか?
ガイドさんはここは美味しいって保証付きだ。
取り敢えず、わしはあのモウリャマインのフィッシュカレーの味が忘れられへん
から期待してフィッシュカレーを頼む。友人はチキンカレーだ。
フィッシュカレーはこいつ。
チキンカレーはこいつ。
一応わけわけして食うつもりだが、カレー以外は全く一緒だ。
モウリャマインやパアンで食ったように山盛の野菜セットが来るわけではない。
あれがあったら野菜だけでも豪華な気持ちになるし、味もいい。
ここの野菜は外国人向けに食べやすく調理したまがい物みたいだ。
味は分かりやすくてまずくはない。だれでも安心して食べられる味付けだ。
でも驚きがない。
カレーも同じ。
若干フィッシュの方がおいしいけどごく普通の味だ。
チキンも甘い系でごく普通。
ミャンマーはカレーと名前がついてもあまりスパイシーではないがここのは
特にぼんやりしてる。
文句ばっかり言うたけどニャウンウーでは美味しいレストランの1つやと思う。
つべこべ言うのは贅沢なのだ。
リーズナブルな値段で美味しく安全に食べられるのは大事な事だ。
ご馳走さんでした。
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ありがとうございました。