ミャンマー紀行、祈りと優しさに出会う旅-20、ノアラボ・パヤに向かう

さて、モウリャマインに来てもう3日目の朝になった。今日も気分を新たに旅
を続けよう。本日の予定はモウリャマイン周辺の観光だ。巨大な寝大仏を見に
いったり、日本軍の作った泰緬鉄道の史跡を回ったりする予定だ。しかし、一
番のメインはノアラボ・パヤという、山の上にある黄金の石のモニュメントだ。
ちょっと気になるのは昨日の終わり頃、明くる日の予定を話ししてたとき、山
の上に行くのは大変やとか、行くやつはあんまり居いへんとかなんとか盛んに
言うとった。もしかしたら行程から外したんちゃうやろか?
何処と何処に行きたいというリストは事前に仲介の旅行会社に送ってあったん
やけどそれは全く伝わってない。そういうのはよくある話で、現地で当事者同
士話し合えばええやんという事やと思う。そういう場合、かなりしっかり気を
つけて行く先をチェックしいへんと行きたいところに行かれへんことになる。
今迄もそんな行き違いを結構経験したんで、まず、先に確認しようと思った。
案の定、ノアラボ・パヤに行く気はなかったようだ。
これはいかん。ちょっと本気にならんとあかん。
「ノアラボ・パヤに絶対行きたい。」
写真で見た山の上の異様な金の仏様?かなんかわからんけど妖しげな神様が祀
ってあるのを見たい。

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「そっちは反対方向やから時間がかかる。まして、山に登るのはもっと時間が
かかるんでやめた方がいい。」となかなか折れない。
「行ったら出来るだけちゃっちゃと帰ってくるし、もし、それで時間がかかっ
て他のところに行けなくなってもかまへんから行ってほしい。それに洞窟寺院
やったらもう見やんでもええ。ノアラボ・パヤ以外は寝大仏と泰麺鉄道史跡だ
けになってもかまへんから行ってくれ。」と強く、強くお願いした。
「そこまで言うならしゃあない。」と渋々、予定と反対方向に向かってくれた。
やれやれ。
で、車は再び川を渡ってパアン方向に向かう。
小一時間ほど走る。
こんなとこで飯食ったらどうなんやろ?

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ガソリンスタンドはえらいきちんとしてる。安いんやろか?

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もうちょっと走ったら、村落らしきところに着いた。雰囲気からして登山口ら
しい。それらしきトラックが並んでる。

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噂に聞いた乗り合いトラックらしい。これに乗っていくんか?お尻痛そうやなあ。
よう見たら日本からきた中古トラックやんか、

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こんあとこでも活躍してる。何故か安心感が湧いてくる。
こちらは時間待ちの人のためのご飯屋さん?

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さあ、いくぞと思いつつ待っているが、様子を見に行ったドライバーが中々帰
って来いへん。どうしたんやろ?
渋い顔をして帰ってきた。
乗り合いトラックは人数が揃うまでは出えへんみたいだ。しかも今日は人が客
が少ないんで多分2時間くらい待たんとあかんやろと言う。
何とかならんのかと聞くと、トラック1台チャーターしたらすぐに出発できる
と言う。料金は約4500円、1人2250円だ。今現在の金銭感覚からするとえらく
高いけど、これで時間が有効活用できるし、ゆったり行けるんやからまあええ
かという気に即座に切り替わってしまった。
よし、これで行こう。
どうせ1台借り切りやからドライバーさんも一緒に行こうよって言ったら、にっこり
した。では、出発進行。

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硬い硬い木のベンチ、乗りにくいし、乗り心地はとても悪い。

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ありがとうございました。