今回はドライバーが教えてくれる目的地とわしらの認識がなかなか一致しいへん。
事前勉強不足と情報不足で景色の写真を印刷してきててもそれがどこで、何と
何が近くにあるとか遠いとかがようわからん。しかし、次に行くところは、
Shwe-yin-myau Pagoda(シュエイェーニョ・パゴダ)という。川縁の美しい
風景がある寺院。今回の旅で是非行きたかった場所の一つであるという事がわ
かったんで、着く前から期待をじわじわと高めつつ行くことが出来たのはあり
がたいことであった。
ここは夕陽がとても美しいところなんやそうやけど、ちょうどその時刻に合わ
して回ってくるなんてことは先にスケジュール全部を作ってへんと無理なんは
分かってるし、そうしたからと言ってこの日の何時に見れる景色が一番よかっ
たなんて後から言えることなんで行き当たりばったりの成り行きまかせでも、
それはそれでいいのだ。
ということで寺院についたらしい。
当然、入り口で靴を脱ぐ。こういう時の為に友人はサンダルを持参していた。
賢い。わしは持ってきたけどホテルにある。仕方なく毎回靴と靴下を脱ぐ。
ご本尊のおられるお堂に行くまでに庭と渡り廊下がある。
渡り廊下ではお供え物らしきものを売っている。
お庭はただ平べったいだけだ。
その奥に仏像が安置されている。
四方に入り口があり、それぞれに仏像がある。
更に奥に進むと大きな木があり向こうに川が見えているけど、その通路も土産物
うりばになっている。
とても大きな木なんでちょっと涼みながら一休みにはちょうどいい。
ここは流石に観光客が多くて、お疲れの皆さんが座っている。
でもこれはご神木では?
更に向こうがテラスになっていて、目の前を左右に川が流れている。涼しい風
が吹いてきた。
目の前に奇岩が聳えている。一見。モンサンミッシェルのような感じがしない
でもない。
右の方には船着き場らしきところがあって、いろんな人が乗り降りしてるのは
観光船なんやろか? そうでもなさそうやけど。こういうところでゆっくりす
るのは大好きやけど、そこまでの時間はなさそうだ。
ゆっくりと船がとおっていく。
観光船や釣り船も行ったり、来たり。
それにしても川こんな風に川をずうっと見通すことができる、しかもそれが微妙
に変化して美しい、中国の桂林などの奇景とは又ひと味違った風景をみることが
できるのはすばらしい。
わしのカメラではこのすばらしさは表現できないのが残念だ。
坊さんもスマホで景色を映している。観光客が坊さんに写真をとらしてくれって
声をかけたら、ピースしていた。
わしはテラスから下を覗いたら観光船が出るところだった。
まだまだ日が沈みそうにない。夕陽を見るどころではない。
家に帰って、この景色を思い出して絵が描けるよう、もう一度しっかり見ておこう。
では、さらばじゃ。
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ありがとうございました。