冬の青森、秋田、雪の文学、温泉めぐり-10、各停を繋いで角館に向かう

今日の午後の移動予定はこんな具合だ。
津軽鉄道 金木15:40-津軽五所川原16:06 (ストーブ列車)
JR五能線 五所川16:11-川部ーJR奥羽本線-弘前17:01
JR奥羽本線 弘前17:29-鷹ノ巣18:30
秋田内陸縦貫鉄道 鷹巣18:47-角館20:55
弘前では結構余裕があるけど、五所川原では5分の乗り換え時間しかない。
それで、津軽鉄道とJR、秋田縦貫鉄道では会社が違うんで切符は新たに買わん
とあかんけど時間がなかったら大変だと思って事前に青森駅でJR分は全部買っ
ておいたのだ。
確かに買いに行く時間はなかった。
けど不思議なのはJRのチケットを渡す場所もなかったのだ。途中検札にも来い
へんし、五所川原の乗り換えでもチェックがないし、鷹ノ巣の乗り換えもチェック
がない。これやったらキセル乗車ができてしまうんとちゃうやろか?
第3セクターとの運用がうまいこと回ってへんのやろか?
JRのまま秋田に向かって、最初は角館に戻るんかと思ってたら、鷹ノ巣という
駅から秋田縦貫鉄道という列車でその名の通り秋田県を縦断するように走る列
車があって、それに乗るのだ。
多分もう真っ暗やと思う。
寂しい雪景色の中、通り過ぎる村の農家のわきに街頭がポッと灯っていて、そ
れを見ながら列車が走りすぎて行く。ときどき汽笛がボーっと鳴って雪の中に
消えて行く。
そんな景色が思い浮かぶ。

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それはともかく、津軽五所川原の駅のホームの跨道橋を渡って、JRのホームに
向かう。

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ほどなく列車がやってきた。

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青森に向かう人が殆どのようだ。
又、車中から岩木山が見える。姿が良い。

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曇ってきたし、暗くなってきたんで見えにくい。
五能線の終点、川部駅に着いた。

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この列車は弘前行きやから、ここで沢山の人が降りて行った。
だんだん寂しくなる。
弘前に着いた。

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ここで30分ちかい待ち時間がある。ちょうどええから弁当でも買おうかとは
思った。しかし、薄暗くなりつつあるとはいえまだ17時頃だ。あんまり食い
もんを買う気にはならん、次の乗り換え駅、鷹ノ巣あたりが丁度ええ。大きな
乗り換え駅やから弁当くらい売ってるやろと高をくくって買わなかった。
結果から見るとこれが大きな間違い。鷹ノ巣は秋田縦貫鉄道の始発やのに弁当
どころか売店もない寂しい駅やった。
弘前からは秋田行きの各停に乗る。

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油断してたら結構満員だ。
学校帰りの学生が多いみたいだ。
1時間程で鷹ノ巣に着く。ホーム前方に列車が停まっている。あれに乗るみた
いだ。沢山の人が移動する。わしらはその前に切符を買わんとあかん。降りて
すぐの駅舎で販売している。やっぱりJRチケットのチェックはない。
乗り換え時間に余裕はあったけど乗ってみれば殆ど満席近い。もう真っ暗な中、
こんなローカルな路線を利用する人が結構いるのだ。
しかし、外国人旅行者はさすがに見あたらない。

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ありがとうございました。