さて、仙台空港に着いたら雪が見あたらへん。前回来た時は、雪があるどころ
か、ありすぎて着陸できず一旦羽田に降りてからも一回来たという騒ぎであっ
た。今回はまるでカラカラだ。しかし、いくらなんでも山寺まで行ったら雪だ
らけやろと思う。
仙台駅で東京から来た友人達の合流し、仙山線で山寺駅に向かう。
おお、だんだん山の中に入って行って、だんだん雪が増えてくる。
不思議やなあ。大都会の仙台市から1時間ほど列車で走ったらもう雪景色の
真っ只中に入ってしまうのだ。
さあ、山寺駅に着いた。
雪はたっぷりある。
まだアイゼンをつけるのは早すぎるんで雪を踏みしめながら歩く。
気いつけんと油断したらすってんと転んでしまう。
勇んで立石寺の上まで一気に行ってしまいたいとこやけど、今で11時過ぎや
からとりあえず昼飯を食って行こう。
山に登る前やからあんまり重いもんを食いたくはない。軽く蕎麦でもあったら
ええのにと見てると、川を渡って右に曲がって、立石寺の入り口まで行く手前
に「美登屋」という蕎麦屋さんを見つけた。
なかなかおいしそうな本格的な蕎麦屋さんだ。
おいしい蕎麦を食べたいけど、寒いんで暖かいもんを食べたくもある。
悩ましい。
蕎麦屋さんやのにラーメンみたいなのもある。
もり蕎麦が常道なんやろけど、寒そうや。
「暖かい蕎麦を出汁につけて食べるのもありますよ」と言うことでそれにする事に
した。
なるほど。蕎麦は暖かいけど、汁は冷たい。
そやから当然、浸けたらぬるくなる。ちょっと味が中途半端になってしまう。
蕎麦は風味があっておいしい。
大阪の蒸籠蕎麦みたいなんやったらよかったのにと思う。
こんな寒い時でも通の人は冷たい蕎麦を食べはるんやろねえ。
ご馳走さんでした。
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ありがとうございました。