さて、短かかったけど船の旅を堪能した。なかなか貴重な体験やったと思う。
降りたところは大都会の真っ只中だ。ガイドさんは気を利かしてこの近くに晩飯
のレストランを予約してくれている。「しゃぶしゃぶ食いませんか?」と言う
んで大賛成したら「川味観」という店だった。
杭州では有名な四川料理のチェーン店だ。 杭州に留学してる時に他の店は行
った事があるけどここは初めてだ。
久し振りに火鍋が食える。
火鍋というのは、日本のしゃぶしゃぶ鍋と形態は殆ど同じやけどしゃぶっと漬
けるスープが違う。一般には辛いスープと辛くないスープと2種類ある。
四川省の成都や重慶で食べた時には、辛くないという選択肢はなかったような
気がする。店によっては出汁を取るためにスッポンを使うかどうか選択肢があ
るところもある。あるいは真っ赤な辛い出汁は門外不出の秘密の出汁というの
を売りにしてるとこもある。要するに火鍋というのは中国では人気であると共
に奥が深いのだ。
で、今回の仲間は辛いが苦手な人も多いけど四川料理店で辛い鍋を食わないと
意味がないということもあるのでどちらも体験できる鴛鴦鍋で食うことにした。
辛い方の赤い色、最初はひっそりしてるけど、だんだん煮えたぎって強烈にな
っていくのだ。
食い方は簡単、具材の一覧が書いた用紙を渡されるんで、欲しい具材のところ
に数量もチェックして渡すと、生の具材の皿が運ばれてくる。
それを、赤(辛いの)か白(辛くない)のどちらか好きな方に入れて、しゃぶ
しゃぶ、あるいは少し煮て食べるというだけの事だ。
この時に食べるための付けダレも重要になる。
ニンニクをたっぷり入れたり、辛い辛いタレをいれたり、甘めの胡麻ダレを入
れたり、香菜(パクチー)をたっぷりかけたりいろんな選択肢を用意している
お店が多い。ここはもっと凝っていて、別の部屋の巨大なテーブルの上に、辛
いの甘いのだけではなくて、醤油系、発酵系、味噌だれ系、なんじゃかんじゃ
とありとあらゆる種類のタレを用意している。客はその中から何回でも、自由
に選んで好きな味のタレを作れば良いのだ。
わしはやっぱり辛いのがええなあ。
魚醤みたいなんもあったらええ感じや。
ニンニクも沢山入れときたい。
パクチーも山盛しときたい。
なんやかんやで小椀が溢れんばかりの満杯になってしまった。
これにしゃぶしゃぶした肉や魚、野菜などを漬けて食う。
肉はやっぱり羊がおいしい。
こんな時の酒は、ビールもええけどびりっと強い白酒(バイヂュウ)が合うよ
うに思う。
おいしいからついつい食ってしまうけど、何食ったかようわからん。
手の周りや机のあたりがべちゃべちゃになってカメラを触るのが面倒にもなる。
なんだかんだで爆食いしてしまった。
帰ったら体重調整大変やなあ。
でも美味しかった。ご馳走さんでした。
店名 「川味観」
ジャンル 四川料理
住所 杭州市中山北路588号
電話 0571-85096016
メニュー 中国語
言語 中国語
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ありがとうございました。