霊隠寺を適当に回って、隣の永福寺に向かう。
ここはチケットに書いてあるとおりでお金はとらなかった。入り口あたりでは霊隠寺と似たようなもんやんかと
思って入って行った。
本堂がなくて奥のほうに石の階段がある。日本の山寺に似てるやんかと思った。
お堂があって、そこをすぎると又、石段が上へと上っている。
要するに山全体がお寺の境内になっていて、お堂があちらこちらにあるのだ。
全部見て回るとえらいしんどい。
石段の感じは日本に寺と似ているがお堂の中は中国的だ。
しかし、霊隠寺と比べて人が圧倒的に少ない。しんどいからか、有名でないからか。
どんどん上る。
きりが無いほど上がある。こんなに大きな規模のお寺だとは思わなかった。
とうとう一番上までついた。
やっと着いたかと思ったら寺の裏に車がおいてあった。つまり車で来る道もあるということなんや。
何かえらい裏切られたような気がした。
表道はしんどいけど、楽な裏道もあるって如何にも中国的ではないか。
わたしにはエエとこと思えるけどね。
そっからまたぐるぐると石の階段を下って。出口にでる。
山道を歩いて疲れたから帰りもバスで帰ろう。このあたりは一方通行だから、帰りは西湖を左から右に
時計回りに回ることになる。ちょうどええバスはないかと探したら杭州駅まで行くバスに乗って途中で
おりたらいいというのがわかった。バス停には系統番号の下にその系統の全部の駅が書いてあるから、
それを見ればいいのだ。こんどはK7だから1元、車内アナウンスも前よりは分かりやすい。
霊隠寺のバス停は終点らしくバスターミナルになっていて、地下道をくぐって、各系統のプラットフォームに
行くようになっていた。
西湖の左上のあたりは観光の車とバスが集中していつも大渋滞だ。
これで連休中やったらえらいことやろね。
じりじりじりじりとしか車は動かない。今回はお客が多かったので立っている。
私の前に座っていたおばあさんが、「岳廟はまだかいな?」と聞いてきた。悪いなと思ったが、「知りません」
と即答してしまった。岳廟が良く聞こえなかったのだ。なんとか岳廟のことやとわかって、バスの中の系統図
を見て、2つ先やとわかるのに大分時間がかかった。おばあさんは前の席の人に、「あんた知ってるか?」と
先に聞いて、私も教える機会を逃してしまった。
杭州では、道端でもバスの中でも、みなさん結構話かけてくれる。気さくな人がおおいのだ。
しかし、すぐに受け答えできない語学力が悲しい。
もっと勉強しよう。
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ありがとうございました。