中国、浙江、温州、奇山、古村の旅-29、杭州、「千味豆花」で朝ご飯食べて諸葛八卦村へ

この日も朝から天気が悪い。ショボショボと雨模様だ。とても西湖の散歩には
行けそうにない。ちょっと出かけて朝飯だけ食おう。昨日は満員やったけど、
今日は雨なんで空いてるかもしれんと「千味豆花」まで出かけた。

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幸い予想通り席はあった。
狭い店に大人数が滑り込む。ちゃっちゃと食べるんでごめんなさい。
ここでは、プラスチックの容器におぼろ豆腐を入れて、上からタレをかけて
くれる。6元だ。

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普通に頼むと甘いのが来るんで、塩辛いやつと言わんとあかん。
わしだけ更に酸辣豆花というやつを選んだ。やっぱりいつでも、辛酸っぱい方
を選んでしまう。

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それと油条という揚げパンも皆で食う。ちょっと油濃いやけど朝飯にはこれが
つきものなのだ。

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片手にスプーン、片手に揚げパンの二刀流。おいしいね。
これで元気が出た。
雨でもなんでも降ってこいとは思わんけど、少々天気が悪くてもがんばれる。
車は、温州、雁蕩山の時と同じ道を南に走る。途中で少し道を逸れるけど、あ
の時より大分近い。
諸葛八卦村というだけあって、諸葛孔明に大いに関係ある村だ。諸葛孔明の子
孫が代々住み着いた村で村の殆どが諸葛さんであるらしい。と言うても諸葛孔明
がここに住んだ訳ではないらしくて、何代目かの子孫が始めたらしいが、村の
設計は孔明の風水八卦の考え方でされているという。

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鐘池という風水、巴型の池を中心に同心円状に道や建物が配置されている。

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わしはここに来るのは2回目やけど、確かに中を歩くと地理感がつかみにくい。
真っ直ぐ奥に向かってるつもりでもいつの間にか最初の所に戻ってしまったと
言う経験をした。孔明さんの魔術があちこちにありそうだ。
3年前に来た時は初めてのローカルバスを乗り継いでの冒険旅行だった。
杭州から蘭渓というところまでは長距離バスやから指定席やしエアコンもある。
しかし、そっから諸葛八卦の村までは小さなバスでもちろんエアコンもない。
どこから出るんかもわからん。聞きまくってやっと乗れた。着いたら着いたで
どこが諸葛八卦村かさっぱりわからん。それも聞きまくってやっと着いた。
それは昔からある正規の入り口で風水通りに作られたところだ。今回は、反対
側にある駐車場から入る。ここは、公共交通機関では来にくいんで、観光バス
が殆どのようだ。むしろ駐車場からの入り口がメインになってしまったかも。

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この村は池が美しい。というよりは池に写った景色が美しい。どの家も、白い
壁に瓦屋根というのが池に写って上下に見えるのがええかんじだ。
反対から入ってるからいきなりメインの建物に入る。
諸葛丞相を祀ったところだ。

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前回はガイドさんなしで気楽に回ったけど、今回はいろいろ説明してもらって
よくわかった。

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ありがたいけど、ちと面倒くさい。

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柱や長押には見事な透かし彫りが施されている。

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しかし、こういう嘘っぽいというかわざとらしい像を造るんが好きなんやなねえ。

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この村は路地が美しくもある。

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さすがに迷うこと無く鐘池に着いた。

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何故か心惹かれる風景だ。

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ありがとうございました。